ゴルフ/ゴルフのスイング・フォーム上達!

進化を続けるスティック型練習器具事情(2ページ目)

練習器具の定番として、多くのゴルファーに愛用されているスティック型練習器具。石川遼プロが使用する「AZAS ドライバット」をはじめ、毎年多くの工夫を凝らしたモデルが登場しています。2011年、最新のスティック型練習器具事情を紹介します。

児山 和弘

執筆者:児山 和弘

ゴルフガイド

練習器具でスイング矯正! 

オレンジウィップ

オレンジ色の球体が先端についた軟らかいシャフトが特徴の「オレンジウィップ」

ロイヤルコレクションの「TRI-ONE STICK」(トライワンスティック)も今年に入って人気です。
スティック型練習器具の両端にグリップが装着してあり、片方を持てば軽く、もう片方を持てば重く感じるように設計されています。

人間の筋肉は、重いものを振るとゆっくりした動きを記憶します。重いものと軽いものを交互に振ることで、スピードとパワーを養成するというのは、トレーニングの基本ですが、それをこの一本で学べるというわけです。

これから話題になりそうなのが、「オレンジウィップ」。
練習量が多いことで知られるビジェイ・シンやポーラ・クリーマーと言った有力プロが使用し、アメリカ、ヨーロッパでは300人以上のツアープロが使用しているというアイテムです。

ムチのようにしなるシャフトが、理想のスイングを導き出すというもの。"クラブの位置"と"打とうとする動き"から離れて、モーションに重点を置くことが改善につながるという理論です。
グリップのしなりがやや気になりますが、しなりを伴った器具の効果は以前から知られています。良い効果が期待できそうです。

竪琴

マーク金井氏も推奨する「ゴルフの竪琴」

スイングを整える機能を持った練習器具は、形状も特徴的です。
2つのウェイトを移動させることによってリリースポイントを学べる「アンギュラーモーション」や、当サイトでもおなじみの“人間試打マシーン”ことマーク金井氏が推奨する「ゴルフの竪琴」などが代表的でしょう。
なにか、変わった形状であればあるほど、「なにか効果があるのでは?」と考えさせられるのが不思議です。効果はもちろんですが、そうした見た目の要素も重要ではないかと感じます。


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