Q:葉に白い粉状のものがついている
葉に白い粉状のものがついていたらうどんこ病の症状です。
葉の一部分や、ある新芽の部分だけが白くなっている状態で、早期に発見した場合はその部分を切り取って処分しましょう。胞子で増えるタイプの病気ですので、そのまま放っておいたり、切りとったものを付近に放置しておいたりすると、あっという間に病害が広がってしまいます。広範囲に広がってしまった場合は、薬剤散布で対処します。家庭菜園でも安心な薬剤に関しては、「家庭菜園の農薬の種類と使い方」で紹介しています。
うどんこ病は、比較的気温が高く、湿度が低いときに発生しやすいのが特徴で、春や秋の湿度の低いときによく発生し、雨が多い季節にはあまり発生しません。予防方法は、普段から風通しを良くしておくこと。トマトやキュウリなど、枝が混みあってきたら、ひとつひとつの葉に日光が当たるようなイメージで、適度に剪定をしましょう。また、プランターの場合は、置く場所にも気を配り、何かのすき間やベランダの隅など、空気が滞留しそうな場所であれば移動したり、台の上に載せたりとひと工夫してみましょう。
新芽の部分がベトベトしているときは? >>