家庭菜園におすすめの薬剤

おすすめ農薬1

液体の薬剤は、大抵このような小さなボトルで売られています

「農薬」=「人体に害がある」、「環境によくない」と、イメージされている方も多いでしょう。しかし、主成分が、天然物質由来のものや、重曹などのものもあり、このような、人体や環境への影響が少ないとされている薬剤なら、それほど心配せずに使うことができます。

一般的な家庭菜園で発生しやすい、アブラムシやアオムシ、うどんこ病などに効果のあるものを中心にガイドおすすめの薬剤を紹介します。

■ハッパ乳剤
有効成分:なたね油
効果:うどんこ病の予防・治療、ハダニ・アブラムシの密度抑制

■パイベニカ乳剤
有効成分:ピレトリン(除虫菊から抽出した成分)
効果:アブラムシ類・アオムシ・コナガ等の殺虫

■ハーモメイト水和剤
有効成分:炭酸水素ナトリウム
効果:うどんこ病・灰色かび病の治療

■アーリーセーフ
有効成分:脂肪酸グリセリド(ヤシ油由来の成分)
効果:アブラムシ類・コナジラミ類・ハダニ類・ミカンジラミの殺虫・うどんこ病の治療

■バシレックス水和剤
有効成分:BT菌(バチルス・チューリンゲンシス(BT)という細胞で、アメリカでは既に30年以上使われており、人畜に対する安全性が高いといわれている)
効果:野菜・果樹・芝・樹木を加害するチョウやガの幼虫(アオムシやケムシ)の殺虫

■インプレッション水和剤
有効成分:バチルス・ズブチリス菌(納豆菌)
効果:うどんこ病・灰色かび病・斑点病などの治療

薬剤ごとに使用方法が異なります。使用する際は、取り扱い説明書をよく読み、希釈の仕方や使用方法などを正しく守って使用して下さい。

液剤の散布は葉の裏から!

散布のしかた

「薬液は葉の裏から!」が散布の基本。使用しているのは、1リットル用の噴霧器

上記で紹介したものは、水で500倍や1000倍に薄めて使用するタイプのものです。こういったタイプのものは、噴霧機といって、薬液が霧状に噴出する道具を使用しますが、ベランダ菜園など、少量で育てている場合は、霧吹きでも代用できます。実は、散布の仕方にもコツがあります。ガイドは、市民農園などで、薬剤を散布している方を見かけると、大抵、「そのやり方では効かないなぁ」と思ってしまいます。

ポイントは、「害虫が潜んでいるところに重点的にかけること」。害虫が潜んでいそうなところは、葉の裏や葉の付け根、新芽の部分です。何となく、上から散布しているだけではこういった部分に薬剤は届かず、せっかく薬剤を散布しても効果が発揮されません。「薬液は葉の裏から!」これだけは覚えておいてください。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。