家庭菜園/家庭菜園の始め方

家庭菜園のお悩み解決Q&A(葉のトラブル編)(3ページ目)

水やりの際に気づく、葉っぱの異変。それは病害虫発生のサインです。早目に対処すれば、薬剤などを使わずに、被害を最小に食い止めることが可能です。家庭菜園で代表的な3つの被害について説明します。

小島 理恵

執筆者:小島 理恵

家庭菜園ガイド

Q:葉に虫食い跡があるときは?

アオムシ・ケムシ

食害の跡を見つけたら、葉の裏などをチェック!

アオムシやケムシに食べられています。葉の裏などをよく見て、虫を発見したら割り箸などで取り除き、処分します。放っておくと、葉が食害されてしまうので、生育が阻害されてしまいますし、何より、見た目が悪くなってしまいます。食害の跡が見られない場合でも、周囲に黒い粒状のフンが落ちていたら、アオムシがいるサインです。フンの上に当たる部分をよくみて、アオムシがいたら処分しましょう。

アオムシやケムシは、ご存じのとおりチョウやガの幼虫ですので、卵を産みつけられるのを防げば、発生を防ぐことができます。予防法としてガイドがおすすめしているのが、「寒冷紗」という布で覆う方法。具体的な方法については、「レタスの育て方」で紹介しています。

ここで紹介したいずれの病害虫も、最大の対処法は、早期発見・早期退治です。日頃の水やりの際に良く観察するクセをつけて、すぐに取り除けば、薬剤などを使用せずに被害を食い止めることができます。ポイントは、葉の裏や新芽の付け根の部分を特によく観察すること。毎日のちょっとした気遣いが、病気や害虫を防ぐことにつながります。


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