普通のカードで大きなMiiを撮る方法
手前にARカードを持って、Miiは奥に移動させて撮影します。画面上では同じサイズでも、遠くに配置することで大きく見えます。
まず、テーブルにカードを置いて、普通にキャラクター出現させます。キャラクターのサイズは1番大きくしておいてください。そしたら、アナログパッドでキャラクターを奥の方に移動させます。通常、カードの上にキャラクターは出現しますが、カードから完全に離れるぐらい後ろに移動させてください。画面からはみ出てしまうかもしれませんが、この段階では気にしません。で、離れたところに移動したら、ポーズ決めまでやっておきましょう。
そしたら、次は3DSを片手で持ちます。落とさないように注意してください。そしてもう片方の手でARカードを持って、画面のすぐ手前に写します。その際、カードの絵柄を隠さないようになるべく端っこを持ちましょう。その状態でテーブルではなく、撮影したい風景の方をむければあら不思議、Miiが大きくなるはずです。正確には、Miiが大きく見える、ということなんですけどね。
ややこしいんですが、一応どういうことか説明しますと、大きいARカードを遠くから撮影しても大きいMiiが出ますが、小さいARカードを近くから撮影しても、結局画面内のARカードのサイズが大きくなるので、大きなMiiがでます。とはいえ、ARカードの上に載っかったままだと、大きいというより近いだけにみえてしまうので、奥に移動させて大きなMiiが遠くにいるように見せる、ということなんです。ポイントは、Miiの足がどこに着いているか。その位置関係で大きく見えたり、小さく見えたりします。
コツは明るさと縦持ち
大きなARカードを作るときは、厚いマット用紙に印刷すると、撮影がしやすくなります。
1つは明るさです。ARカードは暗いと認識しにくくなります。部屋の明かりぐらいで十分に撮影できますが、曇りの屋外だと微妙かもしれません。また、ARカードに影が落ちているだけでも不安定になることがあります。逆に、日差しが強い日中の外でも、今度は明るすぎてカードが白っぽくうつり、うまくいかないこともあります。その場合はちょっと陰になってる所に移動して撮影するのがいいでしょう。適正な明るさを確保することがスムーズに撮影するコツです。
それからもう1つ、これは人物大のMiiやマリオなどと一緒の画面で撮影する時のコツですが、縦持ちにして撮影しましょう。もちろん横持ちでも可能ですが、Miiと人間の両方をうまく画面に収めるのにやや苦労するかもしれません。横持ちでうまくいかないなあと悩んでいる時に、縦に持ち変えると簡単に収まりよく撮影できる、ということがよくあります。
ただし、1つ注意して欲しいのは、縦持ちだと3D写真を撮っても3Dには見えません。3DSの3D映像は、横持ちの時しか立体に見えないんですね。どうしても3Dで写真が撮りたい、という場合は、位置関係を工夫して横持ちで撮影するようにしてみてください。
さて、ARカードを上手に撮影するコツ、いかがだったでしょうか。おそらくARの技術は、これからどんどんゲームの世界で使われるようになるでしょう。