SUBARU(スバル)/インプレッサ

“異例の早さ”でフルモデルチェンジしたインプレッサ(2ページ目)

インプレッサのモデルチェンジサイクルは、初代が8年。2代目も7年。4~5年でフルモデルチェンジする日本車の平均より長寿だった。しかし。3代目になって4年しか経っていないのに、早くも新型を発表してきたのである。なぜこのタイミングなのか? 早速取材してみました。

国沢 光宏

執筆者:国沢 光宏

車ガイド

アメリカ向けのデザイン

スバルインプレッサ

全長・全幅は先代と変えることなく、室内のスペースを拡大。安全装備も充実しており、サイドエアバッグ、カーテンエアバッグに加え、運転席ニーエアバッグも全車に標準装備する


なぜそんなに燃費良いのか? 何か新しい技術を投入したのかと思ったら、特に無いという。新しいエンジン+効率の良いCVTによるものらしい。加えて空気抵抗を徹底的に追求。高速域での燃費低下が圧倒的に少なくなっているそうな。「チリも積もれば山となる」です。

ボディは写真の如く5ドアHBと、クーペのようなシルエットを持つ4ドア。5ドアHBを基本デザインとした現行インプレッサに対し、新型は4ドアがベースだと考える。5ドアHBのボディ、バランスという点でイマイチかと。レガシィ同様アメリカで売れるデザインを採用したんだろう。

日本仕様には小排気量モデルも

スバルインプレッサ

日本でのフルモデルチェンジは秋を予定。2.0Lモデルに加え、さらに排気量の少ないモデルも追加されるという


日本仕様も秋にフルモデルチェンジする予定(地震の影響で少し延期されるか?)。アメリカ仕様と同じ2リッター新エンジンの他、排気量の小さいモデルもラインナップするとのこと。カローラくらいの価格設定で燃費の良い4WD車があれば、案外需要あるかもしれません。

気になるWRXだけれど、今回は登場しない。別チームで開発する模様。出るとしても半年以上遅れるだろう。ラリー車のベース車両にするとしたら5ドアHBか? 現行モデルをベースとした専用車になるという可能性もある。東京モーターショーに出展されることを期待しておく。
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