ハマムでの注意点
チェンベルリタシュハマムで支給される使い捨てパンツ
前述のように、トルコでは人前で全裸になることがありえないため、ハマムで洗ってもらう時も下半身だけはペシュタマルで覆ったままというのが基本です。時々、地元ハマムなどになるとトルコ人が下着のパンツを履いたまま入る場合もありますが、ハマムによっては禁止されているところも……。このためビキニの水着パンツだけをはいて入るという手もありますが、イスタンブールのチェンベルリタシュハマムの場合は全員に使い捨てのハマム用パンツが支給されるので、安心して入れますね。
また、トルコはチップ制度があるお国柄。ハマムの垢すり師にもサービスがよければチップをはずんであげましょう。チップは普通価格の1割程度ですが、ハマムの場合5~10トルコリラが目安です(2011年時点)。
いつハマムに行くのがいい?
博物館などが閉館する17時以降あたりは観光客で混みあう
ハマムは旅の疲れがいっきに吹っ飛んでしまうこと間違いなしの極楽・快適スポット。それだけに、旅の最終日あたり、一日の観光が終わったころに行くのがおススメ。ただハマムが混みだすのも夕方あたりなので、ポイントはそのちょっと手前、15~16時ぐらいでしょう。
平日は外国人観光客が多いものの、週末は地元のトルコ人も多く来るのでかなり混雑します。もし人が少ない時間帯が希望であれば、平日の午前中が最適。ちなみに天気が悪いとハマムが混む傾向があるのだとか。
また、極度に空腹だったり満腹だったり、アルコールを飲んだ後などは避けましょう。