本収納のアイデアリフォーム
文庫本、新書、漫画コミックスは壁埋め込み収納が便利
文庫本、新書、漫画コミックスの奥行きは11cm~12cmですので、壁の厚みを利用した壁埋め込み収納を活用しましょう。壁埋め込み収納の奥行きは10cm~14cm程度取れますので、本の収納にピッタリ。構造上問題の無い間仕切り壁に取り付けリフォームできます。壁埋め込み収納が取り付けできる壁面は意外と多い。右:壁厚収納(大建工業)
壁埋め込み収納は、リビングやダイニングだけでなく、玄関ホールから廊下、階段の踊り場、トイレにも取り付けできます。空いている壁が無いか、家の中をじっくり見回してみましょう。壁埋め込み収納なら、部屋を狭くすることもなく、床の掃除もカンタンです。
もう壁が無い! という場合には、本棚を間仕切り壁にする間仕切り本棚を作る方法もあります。間仕切り本棚は天井まで作ればそのまま間仕切り壁として、腰の高さまでならさりげなく空間を遮る間仕切りカウンターとして活躍してくれます。
可動型の間仕切り棚でパソコンスペースを作るアイデアや、トイレに本棚を取り付けた事例を下記でご紹介していますのであわせてご覧下さい。
■間仕切り本棚で家族みんなで使える快適パソコンスペース
■楽しい時間を過ごすためのトイレリフォーム
本収納のアイデアリフォーム
地震対策には扉を、また一箇所に集中させないように注意
扉付き本棚なら地震対策になるだけでなく、ホコリや虫も防ぎやすい。
壁に埋め込んでしまえば転倒の心配はありませんが、中の本が飛び出さないよう扉を付けておけば更に安心です。
地震の時に中の飛び出しを防止する収納扉は下記でご紹介していますのでご覧になってみて下さい。
■DIYでできる、地震対策リフォーム
本は重量があります。できるだけ1階に収納し、一箇所に集中して収納しないよう分散収納を心がけましょう。また大型の本棚を設置する場合は床補強が必要になる場合もありますので、リフォーム業者とよく相談して下さい。
押入れを2,400冊の本が入る大型書庫にリフォームした事例を下記でご紹介していますのでご覧になってみて下さい。
■押入れ再活用! リフォームで3つの大変身
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