空気清浄機/空気清浄機お試しレポート

日立 多機能空気清浄機 EP-EV1000(2ページ目)

加湿空清に除湿がついた多機能タイプ。価格も手頃でお得度は高いでしょう。ただし、除湿はデシカント方式のため、冬~梅雨・秋雨シーズンなどには重宝しますが、真夏の暑い時期はエアコンの除湿と上手く使い分けるのが得策。一年中出したままにできる上、除湿機の追加購入も無いので、収納場所なども考えなくてOK。これから空気清浄機の導入を考えている人にはおすすめ。

執筆者:戸井田 園子

これ1台で通年過ごせる多機能型

「空清」「加湿空清」「除湿空清」の3つのボタンで、7パターンの運転モードが選べる多機能型

「空清」「加湿空清」「除湿空清」の3つのボタンで、7パターンの運転モードが選べる多機能型

空気清浄機+加湿は、既に定番となっていますが、さらに除湿が搭載されている数少ない多機能型。運転モードは、空気清浄の「空清・強脱臭」、加湿空清の「加湿・肌保湿」、除湿空清の「除湿・結露セーブ・衣類乾燥」の、全7パターン。最近は、空気清浄機が通年使用家電になっていますが、除湿があることで、まさに一年中活躍する通年家電といえるでしょう。夏場に除湿機を出さなくて済むのは、手間を省き、収納スペースを確保する意味でも、非常に便利です。
 

おまかせ運転モードで多機能も使いやすく

迷った時は「まかせてスタート」ボタンが便利

迷った時は「まかせてスタート」ボタンが便利

加湿・除湿ともできると、どちらがイイのか迷う時も。そんな時役に立つのが「まかせてスタート」。温度・湿度を感知し、「加湿空清」「除湿空清」のいずれか最適な方を選んで運転し、適正湿度になると、加湿や除湿は止まり「空清」運転になります。その都度タンクの水を入れ換えなくてはならないことと、その後状況が変わっても「加湿空清」と「除湿空清」は最初のまま変わらないのが惜しい点。でも、「まかせてスタート」は8時間で自動停止するため、状況が大きく変わることはあまりなく、そんなに不具合は感じないでしょう。
 

便利な運転モードで賢く節電

「eco運転」は、10分運転し、空気がキレイなら50分停止を繰り返すので、節電になる

「eco運転」は、10分運転し、空気がキレイなら50分停止を繰り返すので、節電になる

通常運転は空気がキレイだと「静」で運転し続けますが、「eco運転」は空気がキレイなら、10分運転・50分停止を繰り返し、8時間その状態が続くと電源が切れます。どの運転モードでも「eco運転」は選べるので、節電対策として活躍しそうです。また、除湿機能があるからこその「結露セーブモード」も特長。加湿運転でスタートし、湿度が60%になると除湿運転に切り替わるため、冬の結露対策に有効です。また「セルフ乾燥」は内部を乾燥させカビの発生を抑制します。季節の変わり目などに使うと清潔が維持できるでしょう。
 
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