このサイズでオープンカー並みの開放感は別格
他の車と違うと言えば、フロントガラスが頭上まで伸びている点でしょう。これにオプションのパノラミックルーフが加われば、室内はオープンカーなみの開放感。このサイズで、オープンカーなみの開放感は、他では味わえません。もちろんパノラミックルーフは電動シェード付きですし、面白いのは、頭上まで広がるフロントガラスが、これ専用に開発されたサンバイザーで普通の車なみの広さにまでガラス部分を隠せる点です。芸が細かいんです。さらに2列目と3列目のサイドウインドウにはそれぞれサンシェードが備わります。リアのエアサスは乗り心地に貢献するだけでなく、荷物の重さに関係なくフラットな姿勢を保つためにも働きます。またリアのガラスハッチのみ開けることも可能。なおラゲージ用のライトは、取り外して懐中電灯のように使えるというアイデアものです
そのほか7つのエアバッグ、ブレーキアシスト、ヒルスタートアシスト、車両の挙動を安定させるESPなどの各種電子デバイス、クルーズコントロール、4ゾーンオートエアコン、2列目のピクニックテーブル、キセノンヘッドライト……装備も充実しています。C4ピカソでなら、きっと遠出のドライブがしたくなるはずです。何しろ乗り心地は良いし室内の開放感がある上に、これらの装備があることで快適なドライブが楽しめるからです。
2列目はそれぞれ独立してスライド&リクライニングが可能。だから乗員がそれぞれのスタイルでくつろぐことができます。またBピラーにエアコンのコントロールスイッチがあるので、そこで温度や風量などを設定できます。後席でも快適なんです
原稿執筆時点での最低価格は2007年式の2.0エクスクルーシブ。4AT、6.8万km、修復歴なして179万円です。次いで3.9万kmの188万円(2.0エクスクルーシブ/4AT/修復歴なし)。価格で見ればホンダオデッセイの現行型も狙えます。しかし、この乗り心地&開放感、加えてインテリアの斬新さは、何度も言いますが、他では味わえません。あーこんなこと書いていたら、今度のGWにコイツで3泊4日くらいの旅に出掛けたくなってきた……。
このように、しっかり調べてみればお買い得な車種は意外とあるものです。あなたも一度、探してみてはいかがでしょう。
【関連リンク】
カーセンサー