スイスハイキングでの注意点
ハイキングでの転倒を避けるために、滑りにくい靴が必要
■転んでケガをした
スイスのハイキングコースは、良く整備されていますが、足を滑らせてケガや捻挫をすることも考えられます。特に乾いたガレ場などは滑りやすいので、注意が必要。不幸にしてケガや捻挫で動けなくなった場合は、同行者は一番近い登山電車やロープウェイの駅、または山のレストランに助けを求めます。もし同行者がいない場合は、他のハイカーに助けを求めることになりますが、安全を考えて山での単独行動は極力避けるようにしましょう。
■道に迷った
自分がどこを歩いているのか判らなくなったら、来た道を引き返し、分岐点まで戻ります。特に天気が悪い日はハイキングコースにガスがかかり、道に迷う原因になるので、決して無理をしないように。スイスのハイキングコースは標識がしっかり整備されていますが、ガイドなしで歩く場合はどんな時でも地図は必携です。
■雷が近づいてきた
午前中は雲ひとつない快晴でも、午後遅くから夕刻にかけて雷雨に見舞われることがあります。遠くで雷鳴が聞こえてきたら、ハイキングを中断して登山電車など乗り物に切り替えるなど、臨機応変の対応を。
■小川の水
コースの途中に流れる山の小川。キレイな水に見えるため、顔を洗ったついでに、つい味見をしたくなりますが、決して飲んではいけません。 周辺は牧草地になっていることが多く、牛の落し物で、実際には大腸菌がいっぱいです。