デジタルビデオカメラ/デジタルビデオを機能で選ぶ

デジカメとビデオカメラ、動画を撮るならどちら?(3ページ目)

現在のデジタルカメラは、コンパクトタイプでもフルハイビジョン映像を撮れるのが一般的。ならば、どちらで動画を撮るのがいいのだろうか? それぞれのメリットとデメリットから考えてみた。

阿部 信行

執筆者:阿部 信行

デジタルビデオガイド

ビデオカメラのメリット/デメリット

次に、ビデオカメラのメリット、デメリットについて考えてみよう。
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長時間の撮影には、やはりビデオカメラが最適。


■メリット
まず最初に、持ったままの長時間撮影でも、疲れないデザインが採用されている。また、大容量で安価なメモリーが用意され、バッテリーも長時間対応の大容量のものがある。

映像の処理エンジンについては、1秒間での高速な画像処理に最適化され、ホワイトバランスの調整も、オートで十分にきれいな映像を得ることができる。

■デメリット
ビデオカメラは、基本的にレンズ交換ができないということから、被写界深度の深い、パンフォーカスな映像になってしまう。要するに、ぼけを活かした映像が作りにくい。

また、ビデオカメラは、オートフォーカスが基本だ。そのため、マニュアルでのフォーカス設定がとてもあまい。また、カメラを固定してオートフォーカスで撮影した場合、中心にあった被写体がフレームから外れると自動でフォーカス操作されて別の場所にフォーカスされる。再度被写体がフレームに入ると、またフォーカス操作するなど、フォーカスに一定感がない。

ではデジタル一眼カメラとビデオカメラ、動画を撮るなら、どちらを使うのがいいのだろうか。

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