発売タイトル
今回、本体発売同時タイトルにマリオシリーズはありませんでした。
ただしこれは、正確な言い方ではないかもしれません。2月末に発売された新ハードをすぐさま購入してくれるようなコアユーザー向けのキラータイトルが無い、というのが、より正しい表現と言えるでしょう。
実際には、キラータイトルの候補となるタイトルはありましたし、それなりに売れてもいるんですが、それがより効果的に本体を牽引していく状況が揃わなかった、というのが現状です。この点については、3つのポイントを全部ご説明した後、最後にもう1度まとめてお話します。
地震の影響
地震からしばらくが経ち、やっとCMが再開になったというような状況です。
被災地での販売ロスはもちろんのこと、それ以外の地域に関しても、今、新しいゲームハードをワクワクして購入する、というような気分になかなかなれないユーザーがたくさんいることは想像に難くありません。
また、ここで押さえておきたいのは、広告活動や販促活動の自粛です。これも、他のポイントとあわせて最後にもう一度お話しますが、特にテレビCMなどのマス媒体への広告活動の自粛は、3DSの販売戦略に大きなダメージを与えていると思われます。
さて、3つのポイントをお話しましたが、最初に申し上げた通り、これら3つは相互に関係しあっていています。