まずはケーキから御紹介

☆フレーズ (420円)

フレーズ

季節限定のフレーズ

卵黄をたっぷりと使ったスポンジに、カットされた「苺(とよのか)」が気前良く織り込まれ、このスポンジの食感と苺の風味をふわりと包み込む、軽やかで滑らかな生クリーム。そこにフルーツブランデーのリキュール香が付与されており、甘い色気のある仕上がりに。

一般的な「苺のショートケーキ」が「可憐な乙女」的とすれば、ボレロ流の「苺ショートケーキ」は、ちょっぴりケレンミを感じさせるオトナの女性のような作品ですね。


☆モンテリマール (420円)
モンテリマール

南仏焼き菓子「ヌガー・モンテリマール」を生菓子にアレンジしたケーキ

私がボレロで最初に感動したムースが、この「モンテリマール」だったのです。とにかくシェフの作られるムースは、究極の口解け感! なぜ、これだけの超絶クオリティを生み出せるのか? その秘密を伺うと、シェフ曰く「ゼラチンの質、生クリームのタイプと成分、それと仕込み時の混ぜ合わせ方です」とのこと。特にゼラチンの種類が重要らしく、シェフも今使われているゼラチンを手に入れるのに(仕入れルートを確保されるのに)苦労されたとか。

一口食べた瞬間に、ハッとさせられる口解けの滑らかさは感動を超えて驚きすらありましたね。一言で例えるなら「天使の微笑み」。プロヴァンスの蜂蜜を使うことで実現されたという舌と鼻腔を駆け抜ける透明感のある甘美なテイストと、ムースのテクスチャがピスタチオのナッティな風味と共に、まるで甘い魔法のように儚く解け消えていく……。この完成度の高さには感服です。

次ページでは、他のケーキを御紹介していきます。