エスコヤマの小山進シェフが大快挙

小山シェフ

受賞式での小山シェフ

2011年10月、本場フランス・パリで開催されたチョコレートの祭典「SALON DU CHOCOLAT(サロンドショコラ)」にて、「エスコヤマ」の小山進シェフが初出展されました。しかも! 「Club des Croqueurs de Chocolat(C.C.C)」品評会にて、初出品で最高位のタブレット5枚を獲得という、史上初の偉業を成し遂げ、さらには「2011 SALON DU CHOCOLAT AWARD」にてパティシエとして最も栄誉のある「外国人部門最優秀賞」までも受賞! 記録的にも実績的にも世界トップクラスとなられたわけで、これは新しいショコラ王の誕生!と言っても過言ではない大快挙なのです。

受賞式

日本初の受賞!

ショコラといえばフランス、そんな先入観が世界の常識となっている中、日本人として初出展はかなりの勇気が必要だったのかもしれませんが、小山進シェフ曰く「本物の“日本文化”を伝えたい。そして日本文化とショコラのコラボレーションを体感していただきたい……」という熱い思いを持っての出品で、この情熱がC.C.Cの史上を変える快挙を成し遂げられたというわけです。

パッケージ

パッケージと中身

それでは、世界の名誉に輝いた受賞ショコラを御紹介です!
 

全5種類の御紹介

「ノワール」「オレ」「ノワゼット」

左から「ノワール」「オレ」「ノワゼット」

写真左の「No.1 ノワール」はマダガスカル産クリオロ種カカオを使ったもので、クリオロ種ならではのシトラス系の爽やかな酸味と、シナモンチックのアロマがスムーズに感じられる一品。ガナッシュノワール75%+コーティングショコラ56%と、ビター感のあるオトナテイストで、シンプルゆえにクリオロ種の個性が活きた仕上がりです。

写真真ん中は「No.2 オレ」。ミルクを加えた優しいテイストとなっており、口に入れた瞬間に放たれるミルキーな濃厚風味に、その後を追いかけるように絡み合うクリオロ種のアロマが絶妙のバランス感。

そして写真右は「No.3 ノワゼット」。今まで食べてきたノワゼット系の中でも、ここまでナッティな香りと食感を押し出したものは初めて! 舌の上を撫でるように拡がるカリカリ感も印象的ですし、今回いただいた5種類の中で最もお気に入りになりましたね。ブラボー!

・No.4 Ikkyu

No.4 Ikkyu

No.4 Ikkyu

京都生まれの小山進シェフが、フランスのキャラメルブールサレと初めて出会った時の感動を、日本的な感性で表現した逸品で、サレの代わりに大徳寺納豆の塩味を使ったユニークな構成です。

先述した2種とは違い、こちらは酸味の少ないトリニタリオ種が使われており、濃厚ミルクと合わさることでキャラメルに似た風味が醸し出され、これに大徳寺納豆の塩味が加味されることで、日本風のキャラメルブールサレになる、という趣向。

面白いと思ったのは、大徳寺納豆をガナッシュの中に織り込まず、ガナッシュとカバーリングの間に挟みいれることで、大徳寺納豆部分が舌の上に乗った瞬間に、ほのかな塩味と独特の柔らか食感が伝わってくるところ。これにはやられましたね。

また、Ikkyu = 一休さん(大徳寺派の僧侶)にひっかけたネーミングもさすがのセンスです。

No.5 Smoky

No.5 Smoky

金箔が輝くNo.5 Smoky

アイラモルトと言えば「ラフロイグ」。このピートの強烈な個性で有名なウイスキーと、フランボワーズのガナッシュ(クリオロ種)、それに華やかな香りのアリバナシオナル種カカオを使ったショコラオレガナッシュの二層仕立てによる逸品です。

口に入れて解け消えていくまでの僅かな間に、畳み掛けてくる馨しい香りの多重奏と、円やかな酸味を含んだ甘味と芳醇なテイスト。お酒が苦手な人でも一口食べれば、このクオリティの高さと世界観に一気に惹き込まれしまうでしょうね。

エスコヤマHPからも購入可能
商品名 : C.C.C. デギュスタシオン No.5
価格 : 税込1470円

次ページからは、「エスコヤマ」のスイーツを中心に御紹介していきます