お米を適量食べる分には太りません!

ダイエットの基本は、使うエネルギーと食べたものから摂るエネルギーのバランスをとること。つまり、太る痩せるというのは、食べた内容よりも食べ物全体の量(カロリー)のほうが重要であるということです。

つまり、お米を食べようがお肉だけを食べようが、食事全体量のカロリーの大きさで、太るか痩せられるかが決まるということです。もちろん、栄養バランスをとったり生活習慣病という視点から述べるのなら、カロリーだけではなく、栄養バランスといった視点の内容にも気を配る必要もあります。

栄養バランスという視点から述べると、お米などの炭水化物は、身体にとって欠かせない栄養素で、毎日一定量摂る必要があります。また、炭水化物は肉類や魚などのたんぱく質食品に比べると脂質が少なく、生活習慣病を予防したり、胃腸に負担がかかりにくいというメリットもあります。また、エネルギー(カロリー)で比較しても、たんぱく質と炭水化物は1gあたり4kcalで同じ、脂質は1gあたり9kcalです。

様々な視点から、現代の栄養学においては、日々の食事には炭水化物・たんぱく質・脂質の3つの栄養素が欠かせないというのは、定番の法則なのです。食べなくて良いものはなく、どれも適量をとることで、それぞれの栄養素の効果を発揮でき、健康な身体をつくることができるというわけです。


一日に食べる炭水化物の適量

では次に、どのくらいお米などの炭水化物を食べるのが良いのか、解説していきます。一日に摂りたいカロリーの50~70%程度は、炭水化物で摂ることが推奨されています(※)。つまり、一日1800kcalを目安とするのなら、900~1260kcalは炭水化物から摂るのが栄養学上理想的というわけなのです。その量を食材に換算すると、ご飯2~3膳(一膳あたり約150~200kcal)と麺類一人前(約300~350kcal)、小さなお菓子1個分(約100~150kcal)程度。一日3食のご飯類を食べても、量的には全く問題はありません。

※平成22年度から平成26年度の5年間使用される厚労省「日本人の食事摂取基準2010」より