照明・LED/照明・LED関連情報

計画停電時の灯り

現在、関東各地で計画停電が行われていますが、停電時の照明と懐中電灯の効果的な使い方をご紹介します。

中島 龍興

執筆者:中島 龍興

照明ガイド

懐中電灯の明るさ 

携帯用ラジオ(手動発電可)とLED懐中電灯

写真1 左上:.LED照明付き携帯用ラジオ(手動発電可)

現在関東地方では計画停電が行われています。停電を体験している人も、体験したことのない人にとっても不安の夜を過ごさねばなりません。さらに余震も続いており、暗い中での揺れはより一層の不安感が襲ってきます。

そんなときの仄かな灯りは明るいほど、人々の心をホットした気持ちにさせます。非常用の光、と言えば、少ない電力で明るさのとれるLEDの懐中電灯が欠かせません。

点灯

写真2.写真1を点灯した様子。下;LED1Wの懐中電灯、中、トイレや洗面の壁に貼り付けることのできる乾電池用LEDランプ。

1W以上のLED懐中電灯であれば、10平方メートルくらいのエリアで何もしないで過ごすのであれば、最小限1灯でも大丈夫です。例えば実売で2000円~3000円のものは100lm(ルーメン)前後の明るさが得られ、しかも電池は8時間ほど持続するものが多いです。

lmは光の量を表す単位で、この数値が多いほど明るさが得られやすくなります。明るさはパッケージか説明書に載っていますので、購入時の目安になると思います。仮に100lmの光の全てが1平方メートルのエリアに入射したとすれば、その部分は平均で100ルクスとなります。100ルクスはどの程度の明るさかと言えば、例えば住宅のリビングルームの明るさくらい、と思ってください。

次のページでは、「目を暗さにならすこと」についてご紹介します。

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