天空に浮かぶ神の地・チベット
チベットのシンボル・ポタラ宮 (C)曹慧
中国西域に位置するチベット自治区
チベットの基本情報「代表的な観光地」
朱色の袈裟が印象的なチベット僧侶「ラマ」 (C)曹慧
異国情緒溢れるラサの町 (C)曹慧
中でも「神の地」という意味を有すラサ(拉薩)はチベット仏教の聖地と崇められています。ラサは7世紀初めから9世紀中ごろにかけてチベットで勢力を誇った王国・吐蕃(とばん)の首都として興隆し、ダライ・ラマ政権時代(1642~1959年)はチベットの政治・文化の中心地として栄えてきました。チベット・モンゴル・満州などの諸民族によるチベット仏教文化圏の中心地であり、仏教関係の建造物が無数に点在しています。
チベットを初めて訪れる人はまずラサを最優先に組み込んで、その他の場所を日程と相談しながら組み込んでいく――というのがベストです。
さて、次ページではチベット旅行に欠かせない「パーミット(入域許可証)」について紹介していきます。