4代目となったグランドチェロキー

フロントビュー

全長4825×全幅1935×全高1785mmのボディサイズは、日本ではとくに全幅が大きく感じる。狭い場所での取り回しは得意とはいえないので、注意したいポイントだ。価格はグランドチェロキー・ラレードが398万円、リミテッドが498万円、リミテッドのサンルーフ付が513万円、リミテッドのエアサスペンション付が523万円、サンルーフ&エアサス付のリミテッドが538万円

初代が1993年に登場して、約20年となるグランドチェロキー。「グラチェロ」の愛称で親しまれ、日本にも多くのファンがいる。4代目となる新型グランドチェロキーは、外観上のジープらしさの象徴である7本縦型グリル、円形ヘッドライト、台形のホイールアーチ、天地が薄いウインドウなどを踏襲しながら、堂々たる風格と高い質感を持っている。

コンセプトは確かに変わらないが、新技術の採用を含めて、欧州のプレミアムSUVと真っ向勝負ができる仕上がりを目指したという。

多彩な新機能

リヤビュー

ボディ剛性の向上もニュースで、ねじれ剛性は146%もアップしているという。路面が荒れていてもミシリともいわない走りから確かに高い剛性感を享受できる。前後サスペンションは独立懸架式で、エアサスは車高を5段階で調整可能。撮影車のルーフラックやステップはオプション

まずは、新しい機能を中心に報告しよう。ジープ初となる車高調整機能の「クォドラリフト」の搭載がニュースだ。ノーマル車高を含めて、5段階の車高調整がボタン操作で容易にできる。ノーマルの車高215mmから33mm高い248mmの「オフロード1」、さらに65mmアップとなる280mmのタフな走行時の「オフロード2」、ルーフレールの上にある荷物や大きな荷物を積み降ろし際に便利な、ノーマル比40mmマイナスの「パークモード」、ノーマルよりも15mm下げることで燃費や高速走行時の安定性を高める「エアロモード」がある。

また、「クォドラトラック2」は2速トランスファーを採用し、スリップを検出するとトラクションの掛かっているアスクルにほぼ100%駆動力を回すことができる。「セレクテレイン」は、サンド/マッド、スポーツ、スノーなどを用意し、ダイヤル操作で走行状態、路面に合わせて走りのモードを変えることが可能だ。

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