4代目となったグランドチェロキー
全長4825×全幅1935×全高1785mmのボディサイズは、日本ではとくに全幅が大きく感じる。狭い場所での取り回しは得意とはいえないので、注意したいポイントだ。価格はグランドチェロキー・ラレードが398万円、リミテッドが498万円、リミテッドのサンルーフ付が513万円、リミテッドのエアサスペンション付が523万円、サンルーフ&エアサス付のリミテッドが538万円
コンセプトは確かに変わらないが、新技術の採用を含めて、欧州のプレミアムSUVと真っ向勝負ができる仕上がりを目指したという。
多彩な新機能
ボディ剛性の向上もニュースで、ねじれ剛性は146%もアップしているという。路面が荒れていてもミシリともいわない走りから確かに高い剛性感を享受できる。前後サスペンションは独立懸架式で、エアサスは車高を5段階で調整可能。撮影車のルーフラックやステップはオプション
また、「クォドラトラック2」は2速トランスファーを採用し、スリップを検出するとトラクションの掛かっているアスクルにほぼ100%駆動力を回すことができる。「セレクテレイン」は、サンド/マッド、スポーツ、スノーなどを用意し、ダイヤル操作で走行状態、路面に合わせて走りのモードを変えることが可能だ。
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