結婚式の費用は高額。少しでも節約したい
でも、ちょっと待ってください。結婚式の後は、新たに2人の生活が始まります。出産や育児もあるでしょう。そのため、結婚式でお金を使いすぎると、あとで大変なことになりかねません。そこで今回は、結婚式の費用をおさえる節約方法をご紹介します。
結婚式はオフシーズンがお得
結婚式の費用で一番大きな影響をもつのは、結婚式の時期です。結婚式に最適な時期は、気候もいい春や秋。また、六曜を気にし大安や友引を好む習慣もあります。もちろん、土日や祝日が好まれます。このような誰もが挙式をしたいと思う時期は、挙式費用は高めになります。逆に考えると、この時期を外せば、挙式費用がおさえられると考えるといいでしょう。式場では、こういったオフシーズン向けのお得なプランが企画されているところもあります。
ということで、夏(7、8月)、冬(1、2月)、仏滅、平日などが費用が安くなる時期でしょう。特に夏や冬はねらい目かもしれません。式場は冷暖房もきいていますし、着替えも現地で出来るのでご安心を。
式場選びも慎重に
結婚式の時期の次に考えておきたいのが、式場選び。どこで挙式をするかで費用はぐんと違います。ゼクシィ結婚トレンド調査2010(首都圏・リクルート社調査)によると、披露宴や披露パーティ会場別費用の平均は、一般の結婚式場352.8万円、ホテル359.8万円、レストラン281.1万円、ホテル・式場・会館内のレストラン292.9万円、ハウスウェディング(ゲストハウス)408.5万円となっています。これらはあくまでも平均ですが、式場ごとの相場を知っておくとは重要です。また、厚生年金会館やメルパルクなどの公共施設などを利用すると費用はぐんとおさえられます。
式場選びで、結婚式の費用のほとんどが決まるといっていいでしょう。予算額を決めて、その金額内でおさまるかどうかを常にチェックしながら、式場を選んで下さいね。
お色直しの回数にも注意
結婚式で意外と費用がかかるのが衣装代です。特に新婦の衣装は高額で、費用額の平均は40.4万円、衣装数は2.2着となっています(ゼクシィ結婚トレンド調査2010。首都圏・リクルート社調査)。節約を考えるのなら、衣装の数を抑えるのが効果的。また、衣装の調達方法も考えどころ。レンタルやオーダー、既製品の購入などがありますが、どれが安いとは一言ではいえないのが実情です。レンタルだから安いと思い何着も借りるより、一着をオーダーするほうが安くあがるという場合もあります。どんな衣装にしたいかを最初にしっかり決めておくことが大切です。