SUM関数が入力されている表でオートフィルタを実行してみる
下図のように、集計行が含まれている表を作成したとき、オートフィルタで絞り込んだデータだけを対象に集計できると便利です。この表では、各支店の売上データが入力されていて、その合計が「売上合計」の行に表示されています。売上合計の行にはSUM関数が入力されています。集計行が含まれている表
また、オートフィルタを実行したときに、売上合計の行を常に表示したいため、「売上データの表」と「売上合計の行」の間に、空白行を1行挿入しています。この空白行がないと、売上合計の行も「表の一部」として認識されるため、オートフィルタを実行すると、条件に合わない行として非表示になってしまうのです。
表と集計行の間に空白行を挿入
それでは、オートフィルタを実行して、「支店名」が「東京」であるデータに絞り込んでみます。このとき、「売上合計」が東京支店だけを対象とした集計になるといいわけです。
「支店名」が「東京」であるデータに絞り込む
ところが、「売上合計」の合計値は、データを絞り込む前のままです。つまり、SUM関数では、オートフィルタで絞り込まれたデータだけを対象に集計できないのです。
SUM関数では、オートフィルタで絞り込まれたデータだけを対象に集計できない
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