住みたい街 関西/住みたい街の見つけ方[関西]

人口動態から探る~若く元気な街はどこ?~神戸市内編(2ページ目)

少子高齢化の日本社会。どこにいけば子供がいるのか?前回の大阪市内編に続いて今回は神戸市内編。国勢調査の数値を利用し子供の多い「若い街」がどこにあるのかを調査。そのなかでも一番「子供割合」の高い街を訪れて見ました。「子育て友達」が欲しい方は街選びの参考にしてくださいね!

田中 和彦

執筆者:田中 和彦

住みやすい街選び(関西)ガイド

神戸市を9つの区に分けて一番子供割合が多く、高齢者の割合も少ない西区。しかし西区といっても大変広く、その面積は137.96平方キロメートル。北区に次いで市内で2番目に広い区であり、神戸市552.8平方キロメートルの約4分の1を占めます。さて、どこのあたりが「若い」のか?

5人に2人が子供!井吹台北町3丁目

そこで西区を町丁目で263に分割。世帯数100未満となる町丁目を除いた
全220エリアを数値で比較してみました。下表は各年齢層毎の上位5エリアを記載した表です。
井吹台の子供の割合がすごい!@神戸市

住民基本台帳(23年1月)より。井吹台、すごい!

一見したところ目に入るのが「井吹台北町」という住所。とくに井吹台北町3丁目は子供割合が4割超! 単純計算では3組の夫婦に子供が4人以上いる計算です。しかし実際には単身世帯や子供を持たない世帯、子供がいても15歳を超えている世帯もありますから未就学児や児童のいる世帯は、2人以上の子供のいる確率が相当高そうです。

では、井吹台北町ってどんな様子なのでしょうか?
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