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お得?楽しい?どれだけ走れる?リーフを徹底解説!

リーフの新車紹介をしていないことに気づいた。改めてレポートしてみたい。まずグレードから。ラインナップされるのは「X」と「G」の2タイプ。基本的にXでもフル装備。サイドエアバッグや横滑り防止装置VDCに始まり、LEDライト、アルミホイールやナビ、TVまで付く。

国沢 光宏

執筆者:国沢 光宏

車ガイド

 改めて、リーフを紹介!

日産リーフ

「X」と「G」、二つのグレードをラインナップ。ベースグレードとなる「X」でも、充実した装備を用意。よっぽどこだわりがない限り、「X」を薦める


リーフの新車紹介をしていないことに気づいた。改めてレポートしてみたい。まずグレードから。ラインナップされるのは「X」と「G」の2タイプ。基本的にXでもフル装備。サイドエアバッグや横滑り防止装置VDCに始まり、LEDライト、アルミホイールやナビ、TVまで付く。

その割にバックビューモニターを落としたり、トノカバー(ラゲッジスペースの荷物隠し)をオプション設定にしたりするなどチグハグな感じ。Xの価格は376万4250円。6年間乗ることを条件に補助金が78万円出るため、実質的な価格だと298万4250円ということになる。

プリウスとコストを比べると……

日産リーフ

補助金などを加味し、10年間10万km走る想定でコストを計算すると、プリウスといい勝負。乗り味の楽しさを考えると、リーフに分があるか?


プリウス「S」をほぼ同じ装備内容にした場合、およそ260万円。補助金を考えれば、電気自動車とプリウスの価格差は40万円を切ってしまう。10万km/10年単位でエネルギーコスト(ガソリンより電気は安い)や自動車税、オイル交換などのコスト差を考慮すれば、プリウスと同等の経済性を持つ。

上級グレードのGになると、クルーズコントロールやETC、気休め程度の太陽光発電装置、そしてスピーカーの数が4つから6つになるといった装備差で約30万円高の406万350円(補助金はXと同じ78万円)。どうしても太陽光発電付きにしたいという以外、Xで十分だと思う。

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