一人暮らし/一人暮らしの引越し・初期費用

引越直前。こんな失敗にご用心(3ページ目)

進学や就職、転勤など、一人暮らしを始めたり、新しい地域に移り住んだりと、引越が増える季節です。特に、初めての引越では準備の進め方や作業の手順などがイメージしにくいもの。そこで今回は、一人暮らしの引越でよくある失敗と、その対処法をお届けします。

河野 真希

河野 真希

一人暮らし・簡単一汁三菜レシピ ガイド

暮らしスタイリスト・一人暮らしアドバイザー・料理家。自らの一人暮らし体験を元に取材や研究を重ね、各種メディアで情報を発信。料理や家事、インテリアなど、気持ちのいい暮らしを作る、はじめるためのライフスタイル提案を行う。

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「どこに置きますか?」って言われても…

荷物

引越後の生活をスムーズに始めるためにも、事前に家具の配置を考えておいて

引越先で荷物を運びこんでもらったとき、「どこに置きますか?」と聞かれ、「じゃあ、とりあえず、そこに。それはこっちに…」とよく考えもせずに配置してしまうというのは要注意。急かされたり、自分自身もやることがいっぱいあったりと、その場しのぎで答えてしまいがちですが、部屋の中にたくさんの荷物がが散乱する中、もう一度移動させるのは大変。特に大きな家具や家電は、一人では移動することが難しく、また誰かに手伝いに来てもらって、二度手間になってしまうこともあります。

家具や家電の配置は、その場ですぐに考えるのは難しいもの。事前に部屋の広さや高さなどを測っておき、どこにどう置くか、考えておきましょう。部屋の間取りや家具・家電のサイズの縮尺版を紙などで作り、いろいろとシミュレーションしてみるのもおすすめ。

また、引越業者や手伝いの人がスムーズに荷物を運びこめるように、荷造りをしたときには、ダンボールに搬入先(居室・キッチン・トイレなど)と内容物(衣類・本など)を記載しておきましょう。自分が荷物を開けるときにも役立ちます。

明日使う大事な書類、どこにあるの?

ダンボール

ダンボールに囲まれて途方に暮れることのないよう大事な荷物はわかるように目印を

明日仕事でどうしても必要な書類がダンボールのどこに入っているかわからなくて大ピンチ! そんなことにならないように、引越後すぐに使う荷物は用途別や場所別に詰めるのではなく、別にダンボールを作って、すぐにわかるように目印をつけておくのが荷造りのポイントです。

すぐに必要になるものとしては、トイレットペーパーやタオル、洗面用具、引越後の家具・家電の設置に必要となる工具類や掃除用具、また翌日から会社や学校に行くようなときには、それに必要な書類や洋服、化粧品などもひとまとめにしておきましょう。
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