夫・妻がついに禁煙宣言! 家族ができるサポートのコツは?

家族の禁煙サポート

大切な人の禁煙を成功させるために、上手にサポートしてあげることが大切です


家族に喫煙者がいる場合、健康面からもタバコを止めさせたいと思っている方は少なくないでしょう。禁煙を思い立つ動機は様々。タバコの害について何度も話されたことや、職場も含めて喫煙場所が減ったこと、タバコの値上げなど、きっかけはそれぞれですが、大切な人がついに禁煙を始めたなら、家族の方にもぜひ成功を後押ししていただきたいところです。

しかし、タバコを止める気持ちがあっても、スタートした禁煙を成功させるのはなかなか難しいもの。ニコチンという薬物の依存性の高さと、「食後の一服」というような精神的な依存が複雑に絡み合っているため、意志の力だけですぐにやめられない人が多いのも事実です。

ニコチンパッチやガム、また、ニコチンを摂取してもその効果を感じにくくする内服薬なども発売されていますが、周囲の理解や適切なサポートもまた非常に重要です。禁煙が成功するまで、家族や近しい人は、どう応援しサポートしていくのが良いのでしょうか? 身近な人の禁煙を助けるコツを解説します。
 

まずは「禁煙に挑戦できていること」を一緒に喜ぶ

禁煙に至るまでの経緯はさておき、まずは「今、禁煙に挑戦している」ということを、ご本人と一緒に喜ぶことが大切です。コーチングにおいても「承認(=acknowledge)」は重要な要件です。「あなたが禁煙していることを、私は知っている」ということを言葉や態度で伝えてあげてください。

また、禁煙はその直後から、体に良い影響を及ぼすことが知られています。1日1日の積み重ねが、心臓や脳血管の病気のリスクを下げ、重篤な病気から遠ざかることにつながっていることも、あわせて伝えましょう。
 

喫煙につながる環境を避ける手助けをする

特に禁煙初期は、ちょっとしたことで喫煙行動を再開してしまうことがあります。その代表例が、宴会などのお酒の席。お酒が入ると気が緩みがちですし、周囲の人が面白半分に勧めてしまって断りにくい空気になってしまったということもあるかも知れません。

たった1本の喫煙でせっかくの禁煙が中断してしまい、失敗に終わることは珍しくありません。場合によっては「今は、飲み会には行かない方がいいんじゃないの?」と、付き合いでの宴会などを本当に必要な会なのか、ちょっと考えさせるような一言をかけてあげることも、禁煙継続に有効なことがあります。
 

禁煙に失敗しても「禁煙の中断」と考えて励ます

完全に禁煙に成功するためには、何度かの失敗があると言われています。もちろん一度も吸わずにスムーズに止められるのが一番ですが、一度や二度の禁煙の挫折は、むしろ禁煙に向けた必要なステップとも言えます。それだけニコチンの依存性が高かったとも言えます。

もし家族が禁煙に失敗してしまったときも、結果的に失敗したと捉えるのではなく、「禁煙の中断」だと考えて、励ますようにしましょう。「タバコを吸わない期間が1日でも長いことが、健康のためには大切」と声をかけ、また、再度再開して禁煙に挑戦し直せるようにサポートをしてあげて下さい。
 

同じ目標を持っていると伝え、支えることが大切

禁煙に限らず、簡単ではない目的を達成するためには、孤独ではないことを知ること、上手くいくように周りが共に考え行動すること、そして、失敗してもめげずにもう一度挑戦しようと考えることは、とても重要です。

あなたの大切な人を病気リスクから遠ざけるために、まずはちょっとした声かけと適切なサポートから、禁煙の応援を始めてみてください。
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