2010年10月1日よりタバコが値上がりし、これを機会に禁煙にチャレンジされている方も多いのではないでしょうか。喫煙のデメリットや禁煙対策については、こちらをご参考になさってください。ここでは、禁煙中の大きな悩みである「口さみしさ」を上手に紛らわせるための対処法を考えます。

禁煙すると太るのはなぜ?

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お酒を飲む場は、習慣としてタバコが欲しくなるので、禁煙中は控えた方がおすすめです

禁煙すると体重が増加するとはよく言われること。その原因としてニコチンによる食欲抑制作用やエネルギー消費の増加作用が、禁煙によって低下すること、味覚が改善されて食事がおいしくなり摂取量が増えること、禁煙に伴う「口さみしさ」によりついつい間食が増えることなどが考えられます。

体重が増えるのが心配で禁煙に取り組めないかったり、途中でリタイアして喫煙を再び始めてしまったりというケースもよく聞きます。2~3kg程度の体重増加は一過性のものですし、喫煙のリスクの比べると大き問題ではありません。少しの体重増加であれば、禁煙が成功してから徐々に適正体重に戻せるようコントロールすればよいと考えられています。

禁煙中に「口さみしさ」を感じる理由

禁煙のポイントは、肉体的なニコチン依存と、喫煙習慣という精神的依存の2つをどう断ち切るかですが、「口さみしさ」は精神的依存で、ニコチン代替療法などによる治療をしている人でも難しいそうです。まして、自力で禁煙に取り組んでいる人にとって、「口さみしさ」は大きな悩みでしょう。

様々なアンケート調査などで、禁煙成功者に「タバコを吸いたくなった時」の対処法としてあげられているものの多くは、ガムを噛む、飴をなめるなど、甘いものを間食する、コーヒーや甘い飲み物、緑茶、紅茶、水などを飲むなどでした。

禁煙中はニコチン切れでイライラする上に、仕事などで心身ともに疲れるとエネルギーを求めて甘い物は欲しくなります。午後3時くらいのブレイクタイムに、少し甘いものを食べたり、飲んだりすることは夕食までのエネルギー補給としても、また気持ちをリセットするためにも悪いことではありません。

けれども、甘味などの「おいしい」と感じる食べ物は、やみつきになる傾向がありますので、できるだけ過度な体重増加にならないようにほどほどの量にコントロールして、「口さみしさ」をうまく紛らわせたいものですね。

また喫煙者は、ニコチン切れになるとストレスを感じ、喫煙することでスカッとしてストレスが解消したと感じ、それが仕事のストレス解消と重なって精神的依存になっていたという面もあります。禁煙中は、自分なりのタバコに変わるリラックス法を用意しておくとよいでしょう。