CL600のツインターボも200万円台で狙える!
セダンのSクラスをベースとしながらも、特に旧型のこのモデルは、見た目がかなりSクラスとは異なります。だいいち丸目4灯は、その後に登場したSLクラス(現行モデル。ただし2008年のマイナーチェンジで丸目をやめました)に繋がるもの。スポーティさを意識してのことでしょう。同時に「1961年の220SEクーペからヒント(プレスリリースより)」を得たというCピラーの形状などによって、エレガンスさと伝統も演出しています。カーナビが標準ですが、CDまたはDVDタイプ。中古車を見ると社外品のHDDナビをキレイにはめ込んでいる車もけっこうあります。なお、スライディング式サンルーフが全車標準装備というのも、ラグジュアリークーペらしい設定ですね。個人的にはサンルーフが大好きですから嬉しいかぎりです
そのほかクルーズコントロール、フロントシートヒーター、左右独立温度調整機能付きのクライメートコントロール、カーナビゲーション(初期型はCD、のちにDVD)、12連奏CDチェンジャー、BOSEサウンドシステムなどが標準で装備。さすがはフラッグシップクーペです。乗り心地に関して言えば、もう快適の一言しかありません。ふわふわすることもなく硬くもなく。フラットライドでどこまでも、といった感じ。そもそも、私なんぞではこのクラス(1000万円超)の車に乗って、不快になることなんてめったにありませんけれど。
同じ本革でもCL600はさらに風合いの豊かなナッパ・レザーを使用。そのほかCL600のシートはシート面の温度・湿度を快適に保つベンチレーターを標準装備しています。風力調整は3段階調整可能です。特に蒸れやすい夏場には重宝しますし、冬場もシートヒーターと併用することで快適です
私はしがない独身者ですから、後席の息子から親指を立ててもらえることはありませんが、個人的には、一生に一度、しかも一瞬だけでいいから、500ps&81.6kgmのエンジンに繋がっているアクセルペダルを床まで踏んでみたい……。
このように、しっかり調べてみればお買い得な車種は意外とあるものです。あなたも一度、探してみてはいかがでしょう。
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