人を採用することで受給できる助成金を解説

>>2015年6月最新の助成金についての記事はこちらをご覧ください。(『就職困難者対策などで今が旬!採用に関する助成金』へのリンク)

雇用関係の助成金で一番使いやすいのは、人を採用することで受給できる助成金です。助成金の種類も採用関連が最も多く、約20種類ほどあります。国はとにかく雇用を増やして欲しいので、毎年旬な助成金が次々と創設されます。これを見逃す手はありません。

採用関連の助成金は、雇用が不安定で職業に就くことが難しい人材の採用を奨励し、これらの人材を実際に雇用した企業に対して、その人件費の一部を助成金で補てんするというタイプのものが大部分です。

受給しやすい「旬の助成金」を見つける

助成金の中で受給しやすいものは、最近できたばかりの旬の助成金。新規に創設された助成金は、支給要件が大幅に緩和され、支給額も従来より高額な助成金が多いようです。国もできるだけ活用してもらいたいので、最初は大盤振る舞いするのでしょう。

国は、その時々の社会情勢、経済動向に応じた施策を打ち出しますが、助成金もそういった施策の1つです。特に採用関係の助成金は、その時々の雇用情勢に大きく影響を受けます。今の雇用問題のテーマが何であるかを考えると、自ずと旬の助成金を見つけることができます。

旬の助成金を見つける一番簡単な方法は、ハローワークに行くこと。ハローワークには従来からある助成金を一覧にした冊子とは別に、別刷りのリーフレットが置いてあります。別刷りのリーフレットに掲載されている助成金は、比較的新しい旬の助成金です。

旬の助成金を見つけるには、厚生労働省のサイトを閲覧することも有効です。助成金の新設や既存の助成金の改正があった場合には、助成金の名前に「NEW」のマークが付けられており、一目了然。

雇用問題のテーマと今が旬の助成金

現在行政が力を入れているのは、若年者の正規雇用の拡充です。大卒者の就職内定率は史上最低を更新し、新卒時に就職できなかった若者がフリーター、派遣労働者として働き、正規労働者となれない、あるいは無業者となってしまっている現状を改善するため、さまざまな措置が打ち出されています。その1つが助成金です。

具体的な旬な助成金は、「3年以内既卒者(新卒扱い)採用拡大奨励金」「3年以内既卒者トライアル雇用奨励金」「3年以内既卒者育成支援奨励金」「若年者等正規雇用化特別奨励金」「試行雇用奨励金(トライアル雇用奨励金)」の5つです。

これらは、2012(平成24)年3月31日までの時限措置として創設されたもので、まさに旬な助成金です。なおこれらの助成金を活用するには、ハローワーク経由で求人を申し込む必要があります。