配光が選べる「AGLED」
図1.立体配列タイプの配光拡散イメ-ジ
この「AGLED」シリーズは、半導体メーカーのローム株式会社で開発され、丸善電機株式会社から発売されました。
配光を選べるのが特徴で、図1のように、LEDチップを立体的に配置することで横方向やソケット方向にも光が照射される立体配列タイプ(3DLED)と、効率良く床面を照明する平面配列タイプが用意されています。
写真2.AGLED
光色は、それぞれ昼白色と電球色の2種類、明るさも床面で40W相当(写真2左)と60W相当(写真2右)があります。
図2は、立体配列タイプ、図3は平面配列タイプの配光イメージですが、配光を選べるため、例えば、ダウンライトやスポットライトには、効率よく下方向が明るくなる平面配列タイプが勧められ、半透過性グローブやシェードを持つペンダント器具では立体配列タイプなどがよく、用途に応じて使いわけることが可能です。
図2.光が横やソケット方向にも広がる(立体配列タイプ)
図3.下方向が効率的に明るくなる(平面配列タイプ)
製品の詳細はローム株式会社のHP内の「ROHM LED Lighting」にも掲載されておりますのでぜひご覧ください。
【関連記事】
「LEDの色温度を考える」
「住宅照明がLEDに変わる1」
「住宅照明がLEDに変わる2」
「住宅照明がLEDに代わる3」
「LEDって何なの?LEDの照明基礎知識2」