カロッツェリアが年明け早々の1月6日に、普及価格帯のメインユニットをモデルチェンジし、すでに発売がスタートしている。もっとも上位のCDメインユニット、DEH-P760でも22,050円と、割安を印象づける価格に設定されたカロッツェリア2011年モデルを試聴してみた。

ピアノ調ブラックボディは高い質感

まずは、そのDEH-P760(22,050円)。昨年モデルには700番台の機種が無かったが、価格から考えても、実質、DEH-P650の後継機といえそうだ。
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DEH-P760


ただ、デザインも含めてまったくの別物。DEH-P650はフロントフェイスの左右両サイドに弧を描くようにシルバーのラインをあしらっていたが、DEH-P760ではディスプレイを挟んで上下に、緩い弧を描くシルバーのラインが入り、それがデザイン上のアクセント。斬新ではあるが、ピアノ調のブラックボディとも相まって、どこか懐かしさと柔らかさも感じる。明るい内装色の軽自動車など、これがインパネに組み込まれたときに、違和感がでるクルマもありそうだが、単品で見る限り、質感が高くいいデザインだと思う。

5バンドグライコなどのサウンド調整機能を搭載

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内蔵イコライザーは5バンド

サウンド調整機能は、5バンド・グラフィックイコライザー、サブウーファーを追加したときのためのハイパスフィルター/ローパスフィルターを搭載。DEH-P730など、かつての700番台を付けたカロッツェリア・メインユニットは、オートタイムアライメント&オートイコライザーを搭載するなど、DSPによる調整ができたので、それに比べると機能は省略されているが、2万円台のCDレシーバーの中では、機能は充実しているほうだろう。

あらかじめメーカーが設定したイコライザー・カーブを簡単に呼び出せる。5モード・プリセットイコライザーもある。ほかに、低音の量を6段階で調整できるバスブースト、小音量でも音楽を聴きやすくする3モードのセレクタブルラウドネス、圧縮音源の失われた音を補完して、元の音に近いサウンドを再現するアドバンスド・サウンドレトリバーといった機能を搭載する。