ピアノ調ブラックボディは高い質感
まずは、そのDEH-P760(22,050円)。昨年モデルには700番台の機種が無かったが、価格から考えても、実質、DEH-P650の後継機といえそうだ。ただ、デザインも含めてまったくの別物。DEH-P650はフロントフェイスの左右両サイドに弧を描くようにシルバーのラインをあしらっていたが、DEH-P760ではディスプレイを挟んで上下に、緩い弧を描くシルバーのラインが入り、それがデザイン上のアクセント。斬新ではあるが、ピアノ調のブラックボディとも相まって、どこか懐かしさと柔らかさも感じる。明るい内装色の軽自動車など、これがインパネに組み込まれたときに、違和感がでるクルマもありそうだが、単品で見る限り、質感が高くいいデザインだと思う。
5バンドグライコなどのサウンド調整機能を搭載
内蔵イコライザーは5バンド
あらかじめメーカーが設定したイコライザー・カーブを簡単に呼び出せる。5モード・プリセットイコライザーもある。ほかに、低音の量を6段階で調整できるバスブースト、小音量でも音楽を聴きやすくする3モードのセレクタブルラウドネス、圧縮音源の失われた音を補完して、元の音に近いサウンドを再現するアドバンスド・サウンドレトリバーといった機能を搭載する。