話題のタジン鍋は時短クッキングの王道
モロッコで買ってきたタジン鍋。機能性だけでなく、そのデザインや色もとってもきれいなものもたくさんあります。最近はスーパーでも見かけることが増えましたね!
タジンは、砂漠で水がほとんどない場所で発達した調理器具。このとんがり帽子のような蓋がミソ。蓋の内部についた蒸気が、効率よくまた鍋の中に戻ってくるため、少ない水分でもしっかりお肉やお野菜に火が通るのです。
写真はガイドがはるばる、モロッコで購入して、大事に抱えて帰ってきたタジン鍋です。美しいでしょう? ガイドがこんなタジン鍋を時短クッキングの道具として一押ししているのは、次のような理由があるからなんです!
調理してそのまま食卓に出せて、負担感激減!
ほうれんそうの上にミートボールと卵を並べてタジンで調理しただけのお料理。ガス台からそのまま食卓へ。シンプルなメニューでも、おいしくおしゃれに仕上がります。
通常、鍋やフライパンで調理をしたら、それをお皿に盛りつけてテーブルに出さなくてはなりませんが、タジン鍋なら調理したらそのままテーブルに出すことができます。つまり、盛りつける手間がなくなり、洗い物もひとつ減る! ということ。
食事は、作る手間だけでなく、準備や後片付けの手間もかかります。特に調理器具は、料理を食卓に出したあとにガス台やシンクに放置されてしまうことも多いもの。おいしく食べたあと、汚れた調理器具で乱雑になっているキッチンを見ると、一気に疲れちゃう……なんて経験、誰もがあるのでは?
「時短」は、何も調理時間だけを短くすればいいというものじゃないんです。こうした気持ちの負担感を減らしていくのが、とっても大切。その意味では、調理後にキッチンに汚れた調理器具が残らず、さらに盛りつけの手間もいらないというタジン鍋は、心身ともに時短で優しい調理器具というわけなんです。
次のページでは、さらにタジンの魅力を高める、時短ポイントを2つお送りしますよ。ポイントは簡単で楽しい! ってこと >>