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結婚しても恋愛したい?既婚女性の浮気の実態(2ページ目)

浮気は男の特権と思っているのは、男性だけのようです。厚生労働省の調査から、既婚男女の浮気の実態を分析しました。あなたは、自分の欲望とどう向き合いますか?

西郷 理恵子

執筆者:西郷 理恵子

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ここから読み取れる、男女のセックス事情とは何でしょうか?

俺がセックスを拒否したから、妻は浮気したのかな?

俺がセックスを拒否したから、妻は浮気したのかな?

性的な快楽を自覚した女性は、男性と同様に、たとえ結婚していたとしても、人生においてセックスの位置づけが無視できない要素になっているのです。男も女も、できる限り充実したセックス・ライフを送りたいと考えるのは人として自然な欲求かもしれません。

パートナーとセックスレスであればもちろんのこと、たとえパートナーとの関係が良好であったとしても、好みのタイプや魅力的な人に出会えば、相手に欲情を感じるのは不思議ではありません。

結婚は、単に人間が作った社会のシステムです。婚姻届を出して、結婚式をした日から、他の異性に全く興味がなくなり、欲情しなくなる方が、むしろ生物として不自然でしょう。我慢や忍耐で浮気を自制することはあっても、発情は法律や道徳で縛れるようなことではありません。たまたま日本が、一夫一婦制の結婚制度を設けていますが、一夫多妻の国や、一妻多夫の社会ならば、浮気の概念も全く異なるでしょう。

豊かなセックス・ライフのために、性的な欲望をどうやって成就させればよいのか?

誰もが、世間から批難されるようなことはしたくないでしょうし、パートナーを悲しませたり、パートナーにウソをついたりしたくないと考えています。その一方で、生涯の豊かなセックス・ライフのために、自分自身の欲望と、どう向き合えばよいのでしょうか? 

以前、「四位一体幻想」で説明したように、精神的な愛と発情、結婚、生殖は、一体したものではありません。大切なパートナーとの愛情を壊さず絆を維持しながらも、発情は発情として、お互いに自由に楽しむことができれば、理想な関係の1つかもしれません。単なる綺麗ごとや既存の道徳観念で自分をごまかさず、自分の実存を踏まえた上で、考えていくべきではないでしょうか? 

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