トルコ/エフェス遺跡

エフェス遺跡・セルチュク(2ページ目)

トルコ最大の観光ポイント、エフェス都市遺跡を訪れる際、起点になる町がセルチュク市です。ここ一帯はヘレニズム・ローマ文明の遺跡が数多く残されているので、見どころも盛りだくさん。ここではセルチュクを基本としたエフェスの攻略法を解説します。

執筆者:安尾 亜紀

セルチュクで食べる。おすすめレストラン

Cop sis

チョップ・シシだと、ラム肉の匂いが気にならないのが不思議(©sisguzar)

セルチュク地方の名物料理は、チョップ・シシ。これはラムの肉を小さく切ったものを串焼きにしたもので、もともと「シシ」とは串のことをさします。このチョップ・シシを中心としたシシ料理の有名店がシシギュザル。チョップ・シシ以外にも、スパイシーなトルコ版サラミ、「スジュック」のシシや、ベジタリアン用にマッシュルーム、ナス、カボチャの野菜シシもあります!


 
bizim ev hanimeli

鍋に入った家庭料理が所狭しと並びます

もしセルチュクの家庭料理が食べたければビジム・エヴィ・ハヌムエリがおすすめ。こちらは全てトルコのおばちゃんたちによるお手製のお店で、夏には大皿に盛られた家庭料理満載のバイキングになります。種類も豊富で、思わずお皿に盛り過ぎてしまいがち。また、レストランは緑の中にあり、ほっと落ち着く憩いの場所です。

<DATA>
Sisguzar(シシギュザル)
住所:Izmir-Aydin Asfalti Sarapci Kuyu Mevkii Selcuk, Izmir
TEL:0232(892)3222
時間:11:00~夜00:00(客足による)
予算:1人10米ドル程度

Bizim ev Hanimeli(ビジム・エヴ・ハヌムエリ)
住所:Sirince Yolu 2km, Selcuk
TEL:0232(892)9066
時間:夏期07:30~18:00、夕食の予約があれば~夜00:00。ただし冬期は予約があればオープンするという形をとっているため、最低でも1日前までに要予約
予算:20トルコリラ~

 

エフェス都市遺跡

セルスス図書館

誰が見ても感動ひとしおのセルスス図書館

この遺跡都市のすごいところは、都市が丸ごと残っているその壮大さと保存状態のよさ。観光ルートとなっている大通りを歩いてみれば、当時の町のつくりや様子がなんとなく見えてきます。見どころは盛りだくさんですが、その中でも特に必見なのは、一万冊以上の蔵書を持っていたというセルスス図書館、現在でも時々コンサートが行われる2万 5000人収容の古代劇場、装飾がみごとなハドリアヌス神殿など。

さらに詳しく紹介しています。続きはこちら>>>エフェス都市遺跡

<DATA>
■Efes Oren Yeri(エフェス・オレン・イェリ)
TEL:0232(892)6011
開館時間:8:00~最終入場17:00、17:30閉館(冬期)
料金:20トルコリラ
アクセス:セルチュクから徒歩30分、またはタクシーで5分。夏期は遺跡入口まで入るドルムシュ(乗合バス)あり
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