トルコ旅行の季節

ルメリヒサールから望む春のボスポラス海峡(イスタンブール)

ルメリヒサールから望む春のボスポラス海峡(イスタンブール)

東部の冬は厳しい(アルダハン)

東部の冬は厳しい(アルダハン)

トルコの国土は広大で、気候は都市によって異なります。地中海沿いの町では皆が海水浴を楽しんでいるのに、東部の山沿いでは積雪……なんていうこともよくある話。このため、トルコを旅する際には滞在する町の天気をチェックし、どの町でも対応できるような服装を準備しておきましょう。5日先までのトルコ各都市の天気と気温の予報についてはトルコ政府の環境・森林省のサイト(英語)が便利です。

トルコ旅行のベストシーズンは5~10月頃で、特に7~9月はハイシーズンに当たり、ホテルや飛行機代が一番高い時期です。逆に、年末年始を除く1~3月はオフシーズンなので旅行代金はかなり安くなりますが、町によっては交通機関が動いていなかったり、ホテルやレストランが休業していたりする場合もあります。事前の下調べが必要でしょう。

この記事では、まずトルコ各地の気候の特徴をあげて、後半で春夏秋冬のイベントや祝日情報もあわせてご紹介していきます。

 

トルコ各地の気候の特徴

トルコ各地の気候は以下の通りです。

イスタンブールとその周辺(マルマラ海沿岸)
春のイスタンブールは草花も見頃(ルメリヒサール)

春のイスタンブールは草花も見頃(ルメリヒサール)

この辺りの気候は東京とほぼ同じですが、夏は乾燥しているので、比較的過ごしやすいです。日本のような梅雨はないものの、冬は雨や雪もよく降るので、防寒具をしっかり整えましょう。

エーゲ海・地中海エリア
夏は暑く、冬もあまり温度が下がりません。6~9月が海水浴シーズン。日差しが強いため、遺跡観光などの場合にもUV対策と帽子・サングラスは必須です。水分補給も忘れずに。

 

黒海沿岸
黒海沿岸は湿潤な気候でチャイの葉の産地としても有名

黒海沿岸は湿潤な気候でチャイの葉の産地としても有名

湿度が高くて雨が多く、緑豊かな地域です。夏はかなり蒸しますが、27℃程度。冬もそれほど厳しくなく8~10℃ぐらいです。ただし冬の山間部では雪も降るため、交通機関が制約されますので、行く前には下調べを。

中央アナトリア
ここの気候の特徴は、一年を通して乾燥していること。夏は日中猛暑であっても、夜になると急激に冷え込む場合がありますので、フリースのような軽い上着も準備しておくといいでしょう。冬は-5℃まで下がりますが、山でスキーが楽しめます。

 

東部アナトリア
東部アナトリアの観光名所、ネムルトダー遺跡も5~11月のみオープン

東部アナトリアの観光名所、ネムルトダー遺跡も5~11月のみオープン

中央アナトリア同様、かなり乾燥しており、冬は-10℃まで下がる厳寒地域。冬期休業する観光地も多いです。場所によっては雪で主要道路が通行止めになり閉ざされる町もあるので、冬場は旅行には向いていません。一方、夏は比較的過ごしやすいので、観光にいい季節です。ただし、UV対策・帽子・サングラス・水は必須。また、真夏でも夜は冷えますから、軽い上着が必要です。

南東アナトリア
夏は暑さが40℃近くまで上がり、乾燥も激しいため、旅行するにはかなりハードな環境。ただし冬はそれほど寒くならなず、2~10℃ぐらいで推移します。春と秋がお勧めです。

サマータイムと祝日について

トルコはサマータイム制を導入しており、その間日本との時差は-6時間になります(通常-7時間)。サマータイムの実施は3月の最終日曜日~10月の最終日曜日ですが、その年によって多少変動します。時間が切り替わる時期にトルコで交通機関を利用する場合は、注意が必要です。

トルコでは、国の祝日の場合、官庁・学校・会社が休みになるだけで、お店や博物館などにはあまり影響がありません。ただし、イスラム教的な祭日の場合、どこも3~4日間の休みのうち初日を休みにすることが多いため、ご注意を。イスラム教イベントについての詳細は下記「トルコの夏」と「トルコの秋」の章を参考にしてください。