【リビングが片付かない理由-2】
今ある収納に入りきらないのは収納不足ではなく効率の悪さ
探せばまだまだ家中に空間があるはず。まずは効率を上げることから考えて。
収納を作るリフォームを依頼する方の家を見てみると、意外と収納面積は足りているケースが少なくありません。なのにもかかわらず入りきらないのは、収納効率が悪いからです。
例えば収納の奥行きが深過ぎて奥が使えていない、タナの位置が微妙にずれていてスキマができている、しまうモノと収納の形が合っていないなどによって、せっかくの収納が活かせていない家も目立ちます。
というわけで、まずは今ある我が家の収納を徹底活用しましょう。棚の高さを変えることができる収納は、ダボ位置を細かく付け直すだけでも、スキマを活用できるようになり、収納効率が上がります。またスキマがあったら、スライド引き出しを取り付ければ奥まで使えます。
他にも活用しきれていない収納はまだあるはず。例えば吊戸棚がその代表です。新しく収納を作る前に、吊り戸棚や押入れなど今ある収納に手を加えて、収納力をアップさせるリフォーム術は、下記で詳しくご紹介していますのであわせてご覧下さい。
■家の収納力をアップさせるリフォーム術
【リビングが片付かない理由-3】
片付けようがないモノが散らかりの原因になっている
オープンな棚や籠を使って一時置きスペースを作って。見た目にも片付いてる感が生まれてスッキリする。
例えば、リモコン類、新聞、雑誌、郵便物など。使用頻度が高い、またひんぱんに入れ替わるので片付けようが無いモノがたくさんあります。
しかしそれらを出したままにしていたら、何となくなし崩しにモノが増え、部屋の散らかりのキッカケになります。
そこでカゴやトレイを使って、一時置き専用スペースを作り、その中に放り込んでおきましょう。大ざっぱなようですが、我が家の片付けルールとして、そこ以外には絶対に置かない! 1週間に1回程度は見直す!この2つを守れば大丈夫。
一時置きスペースは収納なのですから、そこに置いてあるモノは出しっぱなしではありません。それだけで、気分が楽になるだけでなく、見た目にも片付いてる感が生まれて部屋がスッキリしますよ。
いかがでしたか?リビングに効率よく収納を作るなら壁面収納リフォームがお勧めです。大型壁面収納は収納効率が高いだけでなく、テレビやパソコンを組み込むこともでき、リビングがスッキリと片付きます。部屋が狭くなるのでは?という心配は無用です。6畳よりも広々とした4.5畳になる壁面収納リフォームのテクニックは下記でご紹介しています。
■収納リフォームで6畳より広々使える4.5畳!
【関連記事】
■押入れ再活用! リフォームで3つの大変身
■収納上手になるウォークインクローゼットのリフォーム
■キッチンの吊り戸棚はジャマ?徹底活用リフォーム術
Copyright(c)2014 一級建築士事務所 Office Yuu,All rights reserved.