みんながドラゴンをよけ、自分の顔に襲われる

nintendogs+catsの図

犬がプレイヤーの顔を認識して駆け寄ってくるって、それヤバイでしょう。想像しただけで可愛くてたまりません。(イラスト 橋本モチチ)

3DSのカメラと、PSムーブやKinect、そして同じDSシリーズのDSiやDSiLLのカメラとは、大きな違いがあります。それは、最初からハードに標準でついていたか、そうではなかったか、の違いです。

ゲームというのは、最初からハードに装着されていない機能、周辺機器というのは、どうしても多くのゲームでは採用されにくい傾向があります。DSiやDSiLLのカメラにしても、オンラインダウンロード販売専用のDSiウェアで使われることはあっても、店頭に並ぶパッケージのゲームではほとんど使われていません。それは、カメラがついていない初代DSやニンテンドーDSLiteのユーザーが遊べなくなることが、理由の1つとして挙げられます。

PSムーブやKinectに関しても、対応ソフトであればまだしも、専用ソフトに関しては、PSムーブやKinectを持っていないユーザーに買ってもらうのはかなり敷居が高くなるわけで、それなりにリスクがあります。

3DSは、おそらく初めて、最初からカメラを装着した、コンシューマーのゲーム専用機でしょう。そればかりか、今ご紹介したように、内蔵で最初から、カメラを利用した新しいゲーム体験を持つソフトが入っています。3DSを購入した人のほとんどが、ドラゴンをよけたり、自分の顔に襲われたりして、「ドラゴンが向かってくるから、思わずよけちゃったよ」なんてことを周りに言うんです。それは、カメラというデバイス使った新しい遊びが広まっていくことに、とても大きな意味を持ちます。

他にも、写真を撮影して、その写真からMiiを作れるMiiスタジオというソフトが内蔵されていたり、3DSと同時発売の犬や猫を飼うことのできるゲーム、nintendogs+catsでは、ゲームの中で飼っている犬が、3DSのカメラを通してプレイヤーの顔を覚え、そのうち3DSをパカッと開けただけで駆け寄ってくるようになると言います。

3DSというハードは、発売当日から、カメラを使った遊びをこれでもかとユーザーにアピールすることになります。そのどれもが、多くのユーザーにとって実に新鮮な、驚きのあるゲーム体験となるでしょう。そしてそれは、また、新しいゲームが生まれていく大きなムーブメントになるかもしれません。

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