Vick tailorにセミ・ビスポーク登場!
Vick tailorのセミ・ビスポークスーツ。クオリティの高さを考えるとコストパフォーマンスに優れています
以前、記事で何度か紹介したことがある近藤卓也さんのVick tailor(ヴィックテーラー)へ行ってきました。これまでビスポーク(フルオーダー)のみの展開だったのですが、昨年秋からセミ・ビスポークとパターンオーダーを開始しました。コストパフォーマンスの高さを考えると、このセミ・ビスポークはおすすめです。
ビスポークとの違いは、お台場仕立てではないことと、手縫い工程が少ないこと
位置付けはビスポークに次ぐセカンドラインになるわけですが、ビスポークとの違いはそれほど多くありません。違いといえば、
・手縫い部分が少ないということ。・ジャケットの内側の仕立てがお台場仕立てではない
ということくらいです。縫製もファクトリーメイド(縫製工場製)ではなく職人の手によるものです。
採寸後の型紙も近藤さん自ら作ってくれて、仮縫いも一度行うのでかなりレベルの高いフィッティングになります。価格は税込みで19万9000円(シアサッカーなどの生地)~。平均価格帯は23万~25万円くらい。ただし生地によってそれ以上の価格になることもあります。納期は3~4ヶ月。
ちなみに、パターンオーダーとビスポークの価格は次の通りです。パターンオーダー 12万2000円~。平均価格帯15万円くらい。ビスポーク 31万9000円~。平均価格帯33万~35万円。
次のページではVick tailorのビスポークおよびセミ・ビスポークの特徴をご説明します。