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寒い夜もぐっすり眠れる。湯たんぽのススメ(2ページ目)

さぁ寝ようと布団にもぐりこんだけれど、足先はいつまでも冷えたまま……。そんな寝つけない夜におすすめなのが、湯たんぽです。「頭寒足熱」というように、足を温めるのは身体にとてもよいこと。お財布にも、身体にも優しい湯たんぽの上手な使い方をお届けします。

河野 真希

執筆者:河野 真希

一人暮らし・簡単一汁三菜レシピガイド

 いろいろ湯たんぽ、どれにする?

■電子レンジ用湯たんぽ
ゆたんぽ

我が家で愛用する電子レンジ用ゆたんぽ。お湯を用意する必要がなく、手軽なのは魅力です

電子レンジで数分加熱することで、温かさが持続する湯たんぽ。いわゆるお湯を使うものではなく、お湯を沸かす手間が省けるというメリットもあります。

ジェル状のものは触り心地も柔らかく、足先が気持ちいい。商品にもよりますが、7~8時間温かいようです。

参考:レンジでゆたぽん

■金属製湯たんぽ

銅・真鍮・トタンなど、昔ながらのスタイルの湯たんぽは、レトロな見た目が可愛い。水の入れ替えをしなくても、IH調理器具などでもう一度温められるものもあります。

金属のため、本体が熱くなり、低温やけどをする危険があります。カバーをつけるか、寝るときには外しておく方が安心。また、水気をしっかりと抜かないと、さびる心配も。使い方には注意が必要です。

参考:ホーム湯たんぽ(真鍮製)

■ポリエチレン・ゴム製湯たんぽ
カラフルでキュートなデザイン金属ほど表面温度が上がらず、やけどの心配が少ないです。軽くて扱いやすい。

参考:フリース湯たんぽ(塩化ビニル製)

ペットボトルで湯たんぽ

ペットボトルゆたんぽ

ペットボトルにお湯を入れて、タオルでくるむだけ。これなら特別なものを用意せず、家にあるものだけでぽかぽか

「湯たんぽはよさそう。でも、買うのはなぁ…」と思った人は、飲み終わったペットボトルを利用して、湯たんぽを試してみませんか。

1~2Lサイズで角型のものが使いやすい。耐熱性のあるペットボトルを使います。見分け方は、口の部分が白色で、触ったときにペコペコとしない硬いもの。お茶や水などのペットボトルにそのタイプが多いようですので、探してみてください。

60℃程度のお湯を入れて、しっかりとキャップを締めて。熱湯はペットボトルが変形したり、やけどの心配もあるので、やめましょう。低温やけどを防ぐため、タオルなどをカバー代わりに巻いて。要らなくなったトレーナーやセーターの袖口(伸縮性のあるものがよい)を切ってかぶせると、ちょうどいいゆたんぽカバーになりますよ。

変形や変色をしてきたら、無理して使い続けずに交換を。もともとがリサイクルなので、気軽に交換できるのもペットボトル湯たんぽのいいところです。
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