香港での交通費は安い?
香港の交通費は安い?旅行に役立つ交通料金事情を紹介
香港の交通費1:AEL、MTRの運賃
香港に到着してすぐお世話になるのはおそらくエアポートエキスプレス(AEL)ですが、21分で香港島の中心部(香港駅)に行くのに115香港ドル、九龍駅へは105香港ドルですから日本に比べるとかなり割安です。当日往復券はさらにお得です。MTRとはMass Transit Railway、地下鉄(主に)のこと。中心部はもちろん香港島、九龍、そしてディズニーランドまで通っているのでどこにでも行けてしまいます。しかもラッシュの時間帯は2分おきにくるので、待ち時間もなし。タクシーやバスは道の混み具合によって左右されますが、MTRだと確実に予定した時間に到着できるところがいいですね。それにMTRの駅には大きなショッピングモールが隣接しているところも多いので、ショッピングにも便利!
滞在中MTRを乗りまくって移動!の予定だったら、観光客用の「Tourist Day Pass(65香港ドル)」がお得です。改札に切符を通した時点から24時間有効。駅にもよりますが、だいたい始発は午前6時台、最終は午後23時台。1駅区間の運賃は4.5香港ドルから。例えば中環から銅羅湾までは6香港ドル、チムサーチョイから中環までは11.5香港ドルです。
オンラインで時刻表も確認できます>>>MTR運賃表
香港の交通費2:タクシー(的士)の運賃
タクシーは初乗り24香港ドルとかなりお手軽。日本でだと「何て贅沢な!」なんて怒られそうですが、中学生が通学するのに利用しているほどリーズナブルなのです。タクシーに乗り慣れている香港の子どもたちのなかには、他の交通機関に乗ったことがない、という子もいるくらいなんですよ。香港のタクシーに乗り慣れているガイドは日本でも同じ感覚で乗り、ひどい目にあいました……。日本だとどこに行くにもタクシー、というわけにはいきませんが、香港ではそれが可能なのです。特に目的地の場所がよくわからない場合、住所を運転手さんに見せれば連れて行ってもらえるので、迷う心配もありません。英語の場所名を中国語に変換してくれる便利なアプリもあります。
九龍から香港島と海越えする場合はトンネル代も追加されます。九龍側タクシーだと往復分、香港島側のタクシーだと片道分(10香港ドル)。アバディーンのトンネルを利用する時も同じく加算。目安としては空港から香港島の中環まで約400香港ドル、チムサーチョイから中環までトンネル代込で約120香港ドル、中環からコーズウェイベイまで約60香港ドル。
香港の交通費3:バスの運賃
バスはさらに安く、3香港ドルくらいから。ミニバスは「次はどこに停車します」という親切な放送もなく、自分で「降ります」と言わないと停まってくれないので初心者にはハードルが高いですが、いわゆる普通のバスだったら大丈夫。観光客に人気のルートでもある中環からピークまでは10.30香港ドル、中環からスタンレーまでは11.40香港ドルです。香港の交通費4:トラムの運賃
香港島のビクトリア湾沿いを走るトラムは一律2.60香港ドル。始発駅から最後まで乗っても、一駅だけでも料金は同じなので長く乗っている方がお得感あり。香港の交通費5:スターフェリーの運賃
1888年以降香港島と九龍を結ぶスターフェリー。いくつかルートがありますが、一番ポピュラーな中環からチムサーチョイまでのルート。平日2.70香港ドル、土・日・祝日は3.70香港ドル。交通機関についておのおの乗り方など詳しく解説しています>>>香港の交通
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