このままじゃマジでやばい、国産メーカーよ大奮起を
9月はアストンマーティンの4ドアクーペ、ラピードか。アウディR8スパイダーも捨て難いが、R8なら迷わずクーペを選ぶ。ポルシェカイエンも良かったし、そうそう、ボクスタースパイダーにはしびれまくった。2010年のジュネーブショーでお披露目された、プレミアムSUVのポルシェカイエン。2代目モデルは3.6リッターV6エンジンのカイエン(6MT 748万円、ティプトロニックS 795万円)、4.8リッターV8のS(ティプトロニックS 1030万円)、4.8リッターV8ツインターボのターボ(ティプトロニックS 1538万円)をラインナップ。ポルシェの市販車として初のハイブリッドモデル(Sハイブリッド 1092万円)も来年発売される
(モーターマガジン誌より)
10月ともなれば、秋の国際パリショーやCOTYネタなど、一年のしめくくるような企画が増えてくる。ここではあえて、COTY大予想(その時点で)と銘打たれた企画用に、筆者の気持ちを吐露したもの全文を転載する。
「みんなにオススメ=ポロ。エンスーセカンドカーにオススメ=RCZ。頼れる部長にオススメ=5シリーズかEクラス、渋い社長にオススメ=ジャガーXJ。ちゅうわけで、渋くはないけど一応零細企業の社長やってるんでXJ、と言いたいところだけど、まだまだ似合わない。個人的には今、523のバンにササリまくり中。今年は国産車が例年になく不作で、乗り比べれば欧州勢との差は歴然でした。ここはひとつ、国産メーカーに大奮起を促す意味でも輸入車オンリーかな、と。このままじゃマジでやばい。欧州/逃げ去り、韓国/追いつき、中国/時間の問題、ですやん。米車のカマロがなかったのは、残念だーーっ!!」
(カートップ誌より)
11月は、今年の自動車業界と調子を合わせるかのように、筆者の分野でもエポックな2台の電動車に乗った。テスラとボルトである。また新車ではないが、同月にケーニグゼグやパガーニゾンダに乗れたことは、ちょっとした誕生日プレゼントだったように思う。
量産モデル初となる発電のみに使われるエンジンを搭載した、5ドア4人乗りの電気自動車、ボルト。リチウムイオンバッテリーで最大80km走行、さらにエンジンが発電用モーターを回すことで最大約500kmまで走行可能
(バニョール誌より)
そして師走。まだ原稿進行中である。ひょっとすると、年内にもう1台、とてつもないクルマに乗れるかも知れないのだが、それはさておき、現時点12月のベストを選んでおくと、やはりアウディA8ということになるだろうか……。未掲載なので、抜粋はできないが。
次点で、VWゴルフトゥーランを挙げておく。
2004年に日本に初登場したコンパクトミニバンの2代目。最高出力140ps/最大トルク220Nmを発生する1.4リッターツインチャージャーTSIエンジンに7速DSGが組み合わせられる。全長4405×全幅1795×全高1670mm。国内ではベーシックなコンフォートライン(293万円)と、豪華装備のハイライン(339万円)をラインナップする
(既成概念を超えた走り、“7人乗りゴルフ”トゥーラン)
アウディのフラッグシップサルーン、A8。多段化により約6%燃費を向上させた、新開発8速ティプトロニックトランスミッションを搭載。国内では12月15日に発表され、3リッタースーパーチャージャーを積む3.0TFSIクワトロ(945万円)、4.2リッターの4.2FSIクワトロ(1160万円)、ロングホイールベースのL4.2FSIクワトロ(1290万円)をラインナップした
今年1年のご愛顧に感謝しつつ、来年も、どうぞよろしくお願いします!