シェフの名は蜂須賀喜八郎
開店しまだ半年もたたないが、じわじわとその名が知られ始めてきた。グラース。シェフの名は蜂須賀喜八郎。戦国武将のようなお名前といでたちは実に個性的だ。満を持して開店したグラースだが、その前は青山のブノワで腕を振るっていた料理人だ。
その料理は繊細で優しく、そして食べる側の気持ちの中に寄り添うように皿を彩る。白を基調にしたシンプルな店内
10種の茸を使った香り高きテリーヌは寒い冬の夜の季節感を十分に表現し、ソースは滑らかに舌の上を滑り落ちる。樽の香りが効いたシャルドネと合わせると最高のマリアージュになるだろう。
様々な秋の味覚が香り立つテリーヌ
季節野菜のミジョテ
素材同士のマリアージュが楽しい一皿