玄関先でも、それほど邪魔にならない大きさ
COCOの奥にある傘立てと比較しても、それほど邪魔にならない大きさ
エアバギーの購入にあたり、よく聞かれるのが「収納するときに、邪魔にならない?」というもの。そこで、ガイドの自宅玄関に置いてみたところ……数値上のイメージよりは邪魔にならないな、というのが実感でした。確かに、一般的なバギータイプと比べると横幅が、AB兼用タイプに比べると奥行きがかさみます。しかしバギータイプの場合、自立しなかったり、自立しても高さがあるために圧迫感を感じることもあります。それに比べると折りたたんだCOCOは「どうしても邪魔」というほどではないように思います。
ちなみに、折りたたみ時の実寸は奥行き430×高さ820×横幅560mmでした。これはフロントバーを付けた状態でのサイズなので、フロントバーを取り外して折りたためば、もう少しコンパクトになると思います(エアバギー製品では、フロントバーの使用は自由です)。
折りたたみ方法は、ハンドル左右に設けられたストッパーを押しながら、ハンドルを手前に引き下げるというもの。非常にスムーズで簡単ですが、片手では操作できません。
なお、エアバギーの商品はCOCOも含め、折りたたんだ状態で片手で持ち運ぶことはできません。フロントバーを腕に引っ掛けて運ぶのは、外れる恐れがあるので非常に危険です。重量もそこそこありますし(およそ8kg前後)、必ず両手で運ぶようにしてください。
陽射しは遮り、子供の視界は妨げないドーム型キャノピー
きちんと日差しを遮りながら、上方の景色が楽しめるメッシュウインドウ
COCOの特長のひとつで、ガイドが感心したのがキャノピーの作り込みです。ドーム型のキャノピーは見た目がおしゃれなだけでなく、いろいろな角度からの陽射しをより効果的に遮ってくれます。さらに、キャノピーの前面にはメッシュウインドウが設けられていることで、陽射しは遮りつつも乗っている子供の視野は妨げません。
これは実際に娘を乗せてみてわかったのですが、子供が木々や鳥を眺められる視界の設定は、ベビーカーに乗ることを楽しんでもらうのに大きな役割を果たします。ベビーカーに飽きずに乗っていてくれることは、重要な要素のひとつではと思います。
収納力以上に取り出しやすさが秀逸
ダウン素材を入れても余裕の収納力は、開口部の広さによるもの
シート下のバスケットは、間口が広く使いやすい設計。とくに背もたれを起こした状態では、バスケットの手前側の開口部が広くて荷物の取り出しが容易です。大型のマザーズバッグはもちろん、フットマフやダウンの上着なども楽々収納できます。数値上の容量以上に、荷物の取り出しやすさは大きなアドバンテージになります。
バスケットの他に、もうひとつ便利な収納がシート背面のポケットです。ファスナー付きで細かいものを入れてもこぼれませんし、かなり深いマチがあるので見た目以上に収納力が高いのです。
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