NISSAN(日産)/日産の車種情報・試乗レビュー

4代目セレナの完成度はクラス随一!?(3ページ目)

セレナが新型にスイッチした。新型になりミニバンナンバー1を死守できるか!?ステップワゴン、ノア&ヴォクシーといった強力なライバルに差を付けることができたのか、新型セレナの完成度に迫る。

塚田 勝弘

執筆者:塚田 勝弘

車ガイド


居住性は文句なし

ラゲッジアンダーボックス

サードシートまで着座してもラゲッジにはアンダーボックスを用意するため、荷室の床下を活用できる。高さのある荷物を積む際にも便利だ。スペアタイヤを廃してパンク修理キットを全車に標準装備する

車内の広さに関してはクラストップといえるだろう。サードシートも大人が実用になる広さで、ヒップポイントが少し低めなのとシートクッションが平坦なのをのぞくと「座れるシート」だ。セカンドシートの座面も少し平板で、もう少し座面の角度がついていると座り心地が良くなるのだが。

ただ、シートアレンジとの兼ね合いを考えるとよく頑張っている。サードシートの跳ね上げも片手で簡単に操作できるし、跳ね上げたまま走行しても後方視界を確保するという、新型のセールスポイントもよく理解できた。逆にそれが、サードシートのヒップポイントの低さというデメリットをもたらしているのかもしれないが。

細部では注文もつけたが、5ナンバークラスのBOX型では最後発だけに完成度は非常に高い。もしセレナ、ステップワゴン、ノア&ヴォクシーでの選択となったら私はセレナに食指が動くかもしれない。
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