ゴルフ/ゴルフクラブ・用品の選び方

最新ドライバーに見るシャフト選びのポイントとは?(2ページ目)

以前は、リシャフト専用だったアフターマーケット用シャフトですが、ここ数年、新製品のラインナップに標準で装着されることが多くなりました。ベテランゴルファーでも意外に厄介なシャフト選択のポイントを解説します。

児山 和弘

執筆者:児山 和弘

ゴルフガイド


 違いの見えないカタログ値

shaft

「X-DRIVE705」に標準採用されている3種類のシャフト

ブリヂストンの最新モデル「TOURSTAGE X-DRIVE705」ドライバーは、ヘッド体積の違いで、「415」と「455」の2機種。どちらも上級者向けで、プロの評価も高いモデルです。

シャフトは3種類。
メーカー純正シャフトの「Tour AD B11-01w」(以下B11-01w グラファイトデザイン社製)に、2010年秋に発売されゴルファーの間で話題となっているグラファイトデザイン「TOUR AD DJ-6」(以下DJ)、三菱レイヨン「Diamana ‘Ahina」(以下 アヒナ)の3種類です。

シャフト選びに迷うゴルファーが多いのは、カタログの表記がわかりにくいからということも言えると思います。このモデルに限らず、多くのメーカーで、シャフトの性格を示す数値が近似していて、違いが良くわからなくなっています。

例えば、Sシャフトで、シャフトトルク、シャフト重量、キックポイントを比較すると、
次のようになります。
「B11-01w」 3.4 62g 中調子
「DJ」    3.1 67g 中調子
「アヒナ」  3.1 62g 元調子

この表記だけを判断すると、あまりにも似ていて、シャフトの性格を判断するのは困難です。たとえば、硬さ。他の2種に比べると、「B11-01w」は軟らかく軽く感じます。

この中では、シャフト重量がポイントです。
ヘッドスピードの速く力のあるゴルファーは、より重いシャフトがマッチします。
飛ばし屋ゴルファーは、60g台や70g台の重めのシャフトを選択します。

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