アメリカ/アメリカ基本情報

アメリカのホテル(2ページ目)

日本のホテルで普通でも、アメリカのホテルでは普通じゃないことがたくさんあります。ラスベガスならではの特徴もたくさんあり、戸惑うことも多いかもしれません。そこで、ここではラスベガスのホテルで知っておいた方が良いことをご紹介します。

芦刈 いづみ

執筆者:芦刈 いづみ

アメリカガイド

チェックインの際に必要なもの

豪華なパリスのチェックインカウンター

豪華なパリスのチェックインカウンター

クレジットカードとパスポートなどのIDが必要。クレジットカードは予約時に使ったものでも、別のものでも問題ありません。滞在中に部屋で電話を使ったり、映画を見たりした場合、このカードから引き落とされます。

ラスベガスならではの追加料金、リゾートフィー

5年ぐらい前から、ラスベガスなどのホテルではリゾートフィーと呼ばれる追加料金が、ホテル代金とは別にチェックインの際に取られるようにになりました。これはホテルの系列ごとに導入しているものなので、中には導入していない系列ホテルもあります。

リゾートフィーの平均は一部屋約15ドル。ですが高いところで20ドルを超えるところも……。リゾートフィーは、必ず払わなければいけないシステムになっていて、チェックインカウンターで、「リゾートフィーを払うことに合意します」というサインをさせられ、その場でクレジットカードにチャージされます。

リゾートフィーに含まれるものは、インターネット利用料や、フィットネス使用料やプール使用料など。このリゾートフィーを巡っては、導入派と反対派で対立していて、反対派のシーザスエンターテイメント(旧ハラーズエンターテイメント)の系列ホテルでは、2010年からリゾートフィーを廃止しました。

そのため同ランクのホテルでしたら、シーザス系のシーザスパレスや、パリス、プラネットハリウッドなどのホテルの方が安く泊まれます。ただ、シーザス系列でインターネットを利用する場合、1日約12ドル程度取られてしまいますので、インターネットを利用する人にとっては、どちらの系列でも料金はあまり変わりません。

チェックインの時間が遅くなった場合どうする?

ホテルのチェックインの時間は、15時以降となっているところがほとんど。それ以降何時でもいいのか?と思いきや、予約の際に来たメールに小さく「遅くなる場合は、事前に連絡を……」と書いていて、心配になってしまいます。

ガイドの経験上、カウンターが24時間オープンしているホテルの場合、連絡なしで夜中の0時過ぎに到着しても部屋がなかったことはありません。

モーテルの場合の対応はさまざま。オフィスは閉まっているけれど、呼び鈴を鳴らせば出てくるところがほとんどですが、たまにオフィスのドアに部屋の鍵を分かりやすいように貼り付けているところもあります。

ホテルでもモーテルでも、予約があればそれなりに対応してくれているので、遅くなってもそれほど心配する必要はありませんが、心配な人は、事前に電話を入れると良いでしょう。

ホテルキーと携帯電話の関係

アメリカのほとんどのホテルはカードキーを採用しています。ホテルキーは携帯電話などの通信機器と一緒に持ち運ぶとエラーになることがあるため、部屋のキーをもらったら、携帯電話とは別の場所に入れるように。

外出時、ホテルのキーはどうする?

日本の旅館などに泊まると、「外出する時、部屋の鍵はフロントに預けてください」と言われることがあります。しかし、アメリカではホテルでもモーテルでも、自分の部屋の鍵をフロントに預ける必要はありません。自己管理をしてください。
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