アメリカの利上げが転換期
今の円高水準に変化が起きるのは、アメリカのFRBが金利を引き上げて、金融緩和政策の終焉を告げたときとなるはずです。それが、2011年なのか?2012年なのか?それはまだ分かりません。
しかし、アメリカの経済は回復していることは間違いありません。その回復が、雇用と住宅にあらわれたときに、アメリカは政策転換のカジを切るだろうし、その時の課題はインフレ対策です。したがって、金融緩和から金融引締めに政策を転換するときは、遅からずやってきます。
その転換点は、早くても2011年の3月以降になると思われます。
日本人にとってビッグチャンス
それまでは円高が続く。だから、それまでは世界の優良資産のバーゲンセールが続きます。15年に一度訪れた絶好のチャンスを生かして、あなたもグローバルな投資家になりませんか?世界の優良資産を買うもっとも簡単な方法は、投資信託の購入です。
プロのアナリストたちが選んだ海外の優良銘柄を50社とか100社とかの大きな束にして持つファンドを1万円から買えます。投資する地域を、先進国or新興国、あるいはアメリカorヨーロッパorアジアなどと選ぶこともできます。
いずれにしても、強い円を使った海外投資を強気にできる好機はしばらく続きそうです。
この記事は長期に世界分散投資を志す人を想定して書いています。短期的な為替変動でサヤを稼ごうとするリスクテイカ―には参考にならないことを、お断りしておきます。