魅力1:まるでスポーツカーのダッシュボードのようなデザイン
黒いディスプレイと黒いキーボードをアルミ削り出しのボディが覆っている本体デザインは、がっしりとした、たくましい雰囲気をかもし出しています。ガラスで覆われ、黒一色に統一された美しいディスプレイは、映し出される操作画面まで精悍なものに見えるから不思議。特にMacBook Pro Retinaディスプレイモデルは超高解像度のディスプレイを搭載し、画面から粒子が消えたと錯覚するほど緻密な作業空間を実現します。デスクトップモデルと同様、Boot Camp※を使ってWindowsをインストールすることはできますが、やはり美しいMacBookには洗練されたデザインのMac OS Xがよく似合います。
※最新モデルのBoot CampではWindows 7のみサポート
魅力2:手触りのよいボタンレスのマルチタッチ対応トラックパッド
MacBookを大きく特徴づけているボタン類の区切りが無いトラックパッドは操作エリアがとても広く、マルチタッチに対応することで多彩な操作が可能です。ガラスコーティングされているため手触りもなめらかで、ピリピリする感触もほとんどなく気持ちよく操作できます。操作面全体がボタンになっているので特殊な感じはしますが、特に違和感は無く従来通りの操作でクリックやドラッグを行うことができるようになっています。
魅力3:パフォーマンスは必要十分
ノートパソコンの性能は同価格帯のデスクトップモデルと比べると見劣りするのが一般的ですが、MacBookシリーズはデスクトップモデルなみにパワフル。同価格帯のWindows搭載ノートパソコンと比較しても、遜色ないパフォーマンスを発揮します。魅力4:必要最低限のポートで操作性と薄型化に貢献
MacBookシリーズにはモデルに応じて必要最低限のポートを搭載しています。背面に端子類はなく、本体左右の領域だけですべてのポートにアクセスできるようになっているため、ポートの差し込み口を間違ったり探したりすることも皆無。特にMacBook Pro Retinaディスプレイモデルでは光学ドライブが廃止され、2個のThunderboltポートやHDMIポートを持つのが特徴。
MacBook Air 11インチを除くすべてのモデルにSDXCカードスロットを搭載。念願のUSB3.0は全モデルに搭載され、ヘッドフォン端子しかないモデルでもiPhone用のヘッドフォンを接続すればそのマイクが使えるようになっています。
ほか、すべてのMacBookにはWebカメラ、802.11n Wi-Fiワイヤレスネットワーク(IEEE 802.11a/b/gに対応)とBluetoothが内蔵されているので、無線LANやビデオチャットに必要なものを後から追加する必要がありません。
なお、MacBook AirシリーズとMacBook Pro RetinaディスプレイモデルにはFireWireとギガビットEthernetポートは付きませんが、Apple Thunderbolt - ギガビット Ethernetアダプタ や Apple Thunderbolt - FireWireアダプタを追加購入することで利用できるようになります。
魅力5:充実のアプリケーション
MacBookには標準で多くのアプリケーションがインストールされています。画像貼り付けや表作成などのワープロ並みの編集機能を備えている「テキストエディット」や、iPod/iPhone/iPadを管理できる「iTunes」、写真/動画/作曲が誰にでも楽しめる「iLife」など、多くのアプリケーションが最初からインストールされているので、面倒なインストール作業もほとんど必要ありません。足りないアプリはAppStoreで一発インストール。こういったことができるのもMac OS Xならではの便利さです。
次のページでは、それぞれのMacBookについて、どういった人におすすめか解説します。