そこで今回はその基本をもとに、しまい方の展開例をご紹介します。
【INDEX】
展開1: 食器を分ける ...P1
展開2: 棚にしまう ...P2
展開3: 引き出しにしまう ...P3
展開4: ダイニングのそばにしまう ...P4
食器を分ける
お椀や鉢、丼のように深さのある器もあれば、丸や楕円、角形に片口のような形の異なる器も。さらには豆皿や箸置き、お猪口といった細々としたモノもあって収納には苦労しますが、食器のバリエーションがあるおかげで、料理を幅広く愉しめます。こうした私たちの豊かな食生活に合わせて、食器は棚ごとに分けてしまうのが理想的。 もしも収納スペースに余裕があるあるならば、次の分け方を参考にして試してみてください。 合理的で見栄えがよいので、自慢したくなるような食器棚になりますよ。
・器の種類で分ける
椀、鉢、皿といった形状で分けると、料理の盛り付けイメージに合った器を見つけやすい。
・和洋で分ける
和食系あるいは洋食系に分けておけば、その日のメニューに合った器を選びやすい。
・色別で分ける
白、黒、緑、茶、赤の絵付け、青の絵付け、漆器、ガラスといった具合に、色で分けておくとテーブルコーディネートがしやすい。
棚ごとに整然と食器が並んでいる様子は美しいのですが、棚によっては混み合ったりすいていたり、ムラができて困るということもありますね。 そこでもうひとつの分け方として、日常と特別という2つの場面だけでしまい分けるという方法もあります。
一つは家族中心の日常の場面で使う食器。そして残りは、お正月のような特別なときや、誕生日など家族以外のメンバーが加わる時だけ使う食器といった具合。 この分け方の良い点は、使わない予備の食器がずいぶんあることに気づくこと。 ここで選別をして、使わない食器は思いきって処分するという決断にまでつなげたいところなのですが、その場ですぐに減らすのは難しいことでしょう。
そこでまずは、出し入れしやすくて選びやすい方法でしまい直すことをおすすめします。 そうすれば、今ある収納スペースに対して、どのくらいが適量なのかが見えてきます。
では早速、しまい方のおさらいから。